フジテレビ系バラエティ番組『だれかtoなかい』(毎週日曜21:00~)で中居正広とタッグを組む新たなMCに、俳優のムロツヨシが決まった。14日の放送から登場する。

  • ムロツヨシ(左)と中居正広

14日のオープニングでは、ムロが1人、緊張の面持ちでスタジオに登場。深々とおじぎをした後、「しびれます…」と、神妙に話し始めるが、思い描いていたのとは全く違う展開に戸惑うムロと、予想のつかない展開が楽しくて仕方ない中居。そして、ムロがMCに就任するまでの経緯を明かすほか、中居は新MCのムロに期待していることを語る。

ゲストは、ともに舞台、映像の両ジャンルで実力派俳優として活躍し続ける、吉田鋼太郎と高畑充希。中居いわく「“ザ・俳優”なお2人」のマッチングトークだ。

スタジオにはまず、ムロとは長年の付き合いで、中居に対しても好感を持っているという吉田が登場し、3ショットトーク。吉田の俳優としての魅力を探るほか、プライベートでは3歳の娘の父親である吉田と、現在独身の中居とムロの3人が、それぞれの結婚観を語る一幕も。さらに、中居の好きな女性のタイプも明らかに。

その後、吉田から「なんでも話せる友だちの1人です」との紹介を受けて、高畑が登場。10年ほど前にドラマで共演して以来、たちまち意気投合したという吉田と高畑は、互いに「こうたろう」「みつき」と呼び合う仲であることを明かす。そんな2人に中居が羨望のまなざしを向けていると、ムロと高畑も親友同士であることが発覚。意外なエピソードの数々と、それに対する中居と吉田のリアクションに注目だ。

さらに話は盛り上がり、俳優にとっての「舞台」と「映像」の違い、吉田も高畑も関わりの深い演出家・蜷川幸雄さんとの思い出など、まさしく“ザ・俳優”ならではのクロストークが展開。中居とムロも、自身のエピソードも披露しながら、興味津々でゲストの話に聞き入る。

また、吉田と高畑それぞれが「今一番憧れる、気になる俳優」を発表。意外な名前も飛び出し、中居&ムロは、驚きつつも大いに納得する。そこから話が発展し、高畑が「今日お話ししていて、中居さんってすごいなと思いました」と語る。

  • 吉田鋼太郎(左)と高畑充希

ムロツヨシのコメントは、以下の通り。

――初収録はいかがでしたか?率直な感想をお聞かせください。

「もう何が何だかわからないですけど、とにかく楽しい時間でした。あと、オープニングで1人で出ていくときのあの緊張は、自分の人生のランキングでも、かなり上位に入ると思います(笑)」

――MCのオファーを受けた理由は?

「声をかけていただいた以上、“これは逃げるわけにはいかないぞ”と。それしかなかったですね。迷ってる余裕もなかったです。もうやるしかない、という思いで、今日この場に立たせていただいております」

――今後、MCとして、どのように自分らしさを出そうと考えていますか?

「う~ん、自分らしさは、まだ出せていないかもしれませんね。僕は、ニノ(二宮和也)ほどの落ち着きもありませんし(笑)、ただがむしゃらに、必死こいて、空回りも含めて(笑)やっていくしかないのかなと。で、その姿をみなさんが見たときに、どこかに僕らしさが出ていればいいなと思います」

――中居正広さんの印象は?

「本当に優しい方だなと思います。僕が仕切らなきゃいけないときも、さりげなくフォローしてくれたり、僕がやるまでしっかり待ってくれたりして、とてもありがたいなと。…いや、こんなこと言ってたらダメですね。僕はかつて、SMAPさんのコンサート会場を設営していた男ですから(笑)。あのヘルメットをかぶったバイトくんが、ここまで這(は)い上がってきたわけですから、やるからには、しっかり中居さんとケンカして、そして仲直りをして、というのを繰り返しながら、番組を作れたらなと思っております!これからは、“正広”って呼び捨てでいきますよ!(笑)」

【編集部MEMO】
『だれかtoなかい』は、松本人志の芸能活動休止に伴いタイトルを改題。2月4日の放送から二宮和也がMCに就任したが、ムロツヨシはその放送にゲスト出演していた。二宮は3月31日の放送で卒業、7月から裏のTBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』に主演することが発表されている。

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