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シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。2023年オフには西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA移籍を決断した。多くの選手が他球団移籍を実現させてきたが、獲得球団が現れないケースも少なくない。そこで今回は、FA権を行使するも、他球団からオファーがなかった歴代選手を紹介したい。
桧山進次郎
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/78kg
・生年月日:1969年7月1日
・経歴:平安高 - 東洋大
・ドラフト:1991年ドラフト4位
2002年オフにFA宣言するも獲得オファーがなく、阪神タイガースに残留した桧山進次郎。結果として翌年に初のリーグ優勝を経験し、晩年は“代打の神様“として活躍するなど、阪神一筋でキャリアを終えた。
1991年ドラフト4位で阪神に入団すると、1995年にレギュラーを奪取。1997年には自己最多の23本塁打を放つなど、主軸打者としてチームの暗黒期を支えた。
2002年は打率.293、13本塁打、61打点の好成績を残したが、同じ外野手の金本知憲が加入することもあってFA権を行使。しかし、他球団からのオファーはなく阪神に残留した。
すると、翌2003年は4番打者として打率.278、16本塁打、63打点の活躍でリーグ優勝の原動力に。さらに2005年にも打線を牽引し、リーグ制覇に貢献した。
2006年以降はスタメン出場の機会が限られたが、代打で存在感を発揮。2013年に惜しまれつつ、現役生活に別れを告げた。
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