2017年にルイ・ヴィトンから初めて「ヴィヴィエンヌ」が登場してから数年、この小ぶりで遊び心あふれるこのマスコットは、メゾンの中でも独自のポジションを築き上げており、多くのファンに愛される存在となった。そしてこの度「ヴィヴィエンヌ」は、新作モデルとともに新たなアドベンチャーへと繰り出すこととなった。
【画像】今やルイ·ヴィトンの正真正銘のマスコットとなった茶目っ気たっぷりの「ヴィヴィエンヌ」(写真9点)
モノグラム・キャンバスにユーモラスなエスプリを吹き込んだり、あるいはミニチュアのジュエリーに変身したり、魅力的でプレシャスなウォッチを背景に時間とのかくれんぼを楽しむ「ヴィヴィエンヌ」だが、今回の新作ではサクラおよびアストロの二つのモデルの世界観でそれぞれの顔を見せてくれる。
日本の桜を想わせるパステルカラーにつつまれた「タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー - サクラ」は、儚い花に込められたエレガンスと繊細さをタイムピースで表現したもの。ダイヤモンドを散りばめたホワイトゴールドのケースが、ピンク マザー・オブ・パールのダイアルに咲き誇る虹色のモノグラム・フラワーを際立たせている。
「タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー - アストロノート」に描かれたのは、無重力の宇宙を冒険するヴィヴィエンヌ。天の川がきらめく深遠な空や、ダイヤモンドで表現されたモノグラム・フラワーの星座やロケットなど、そのほとんどがハンドペイントによって細かくデザインされている。
なお、ダイアル部分にはフランス語で「スイス製」を表すルイ・ヴィトンの新しいシグネチャー「Fab. en Suisse」 が刻印されており、ウォッチがジュネーヴ州メイランに所在する「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で製作されたことを示している。