瀬戸内海のほぼ中央部に位置する広島県呉市(くれし)は、豊かな自然に恵まれたまち。穏やかな海育ちの海産物や温暖な気候に育まれた山の幸など、特産物が豊富です。
また、広島県はレモンの生産量が日本一! その中でも呉市は“国産レモン発祥の地”といわれています。
今回は、そんな呉市の返礼品「大和レモン」を紹介します。農薬不使用で栽培されているレモンで、一般的に販売されているものの2倍以上の大きさの果実もあるのだとか! 一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。
今回は、栽培期間中農薬不使用の「大和レモン」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!
呉市のふるさと納税返礼品「大和レモン」について
・返礼品名:栽培期間中農薬不使用 大和レモン 4.5kg
・提供事業者:優希株式会社
・内容量:大和レモン 4.5kg
・寄附金額:2万5000円
「栽培期間中農薬不使用 大和レモン 4.5kg」のふるさと納税の寄附金額は2万5000円。戦艦大和を建造した呉市で栽培した、大和のように巨大なレモンが届く返礼品です。
「美味しいうちに届けたい」という生産者の想いから、朝に収穫して鮮度の高いうちに出荷されているので、圧倒的な水分量で美味しいレモンが味わえます。
栽培期間中農薬を使用していないため、見た目があまりきれいではないものや皮に汚れや黒点が付いているものもあるそうですが、味に変わりはないとのこと。皮まで安心して食べられる証なのだそう!
毎朝のレモン水やはちみつレモン、レモン鍋など、栽培期間中農薬不使用だからこそ皮ごと味わえる「レモンが主役」のアレンジがおすすめなのだとか。
「大和レモン」が返礼品になった経緯や実績
「優希株式会社」がレモンを栽培している呉市豊浜町は、温暖な気候で雨が少なく、柑橘の栽培に最も適した地域。
生産者の高田さんは、耕作放棄地が増加していく中で「今ある木を守ろう」という想いのもと、山を切り開いて石積みをした畑で栽培をはじめたそうです。
農薬不使用、化学肥料不使用、除草剤不使用で栽培。できるだけ朝収穫し、その日の夕方には出荷するという、生産者が熱いこだわりをもって育てているレモンです。
「大和レモン」は、令和5年11月より登録された呉市の新しい返礼品。呉市のふるさと納税担当者によると「文句なしの味! ぜひ皮ごとお召し上がりください」とのことです。
寄附者からの反響
「レモンの皮が程よい歯応えで美味しい」「丸々として立派! 新鮮なレモン」「安心して皮ごと使えます」といった声が、呉市ふるさと納税担当者のもとに届いているそうです。
事業者の想い
瀬戸内海に位置する広島県呉市豊浜町は温暖な気候で雨が少なく柑橘に最も適した地域です。先人が何年もかけて山を切り開き、石積みをして作ってきた農地ですが、平地と違い斜面の多いこの農地は立っているだけでも大変なことが多く、高齢な農家さんがどんどん引退していきました。そのため、耕作放棄地がどんどん増加しています。その農地をお借りして、今ある木を守ろうと思い起業しました。
毎年のように気温が暑い日が続いて育てるのも大変ですが、皆様の喜んでいただく顔を想像してがんばって栽培しています。
今回は広島県呉市の返礼品・栽培期間中農薬不使用! 「大和レモン」を紹介しました。生産者のこだわりと想いが詰まったレモンは絶品です。皮ごと安心して食べられるので、切ってそのまま飲み物やスイーツ、料理などに幅広く使えます。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。