テレビ朝日系バラエティ特番『さよなら大好きな場所』がきょう5日(23:15~※一部地域を除く)に放送される。

  • 左から杉野遥亮、井桁弘恵、劇団ひとり=テレビ朝日提供

■人々に愛された大好きな場所の「最後の時間」を切り取る

『中居正広の土曜日な会』のコーナー「企画工場な会」から生まれた番組が、放送から2カ月経たず、『さよなら大好きな場所』として特番化。閉店や閉校など “さよなら”が決まった場所に密着し、プロのカメラマンではなく、常連客、生徒、地元住民が自らカメラを持って大好きな場所を撮影する。出演は、劇団ひとり、杉野遥亮、井桁弘恵、進行は島本真衣アナウンサー(テレビ朝日)が務める。

密着するのは、埼玉県坂戸市にある人気の町中華「龍馬」や、兵庫県神戸市にある登山客の憩いの場として営む創業100年の食堂、3月で閉校が決まった福島県いわき市の中学校。収録後、杉野は「(収録に)来る前よりも元気になった」と語り、井桁は「みなさんの“人生の大事なところ”を分けていただいた」とコメント、スタジオ全体が温かい空気に包まれた。

■劇団ひとり・コメント

企画自体は『中居正広の土曜な会』でやっていて、(最後の放送から)2カ月くらいでこの番組が決まりました。そういう意味でいうと、かなりペース的には厳しかったと思うんですけど、クオリティが上がって、かなり濃密なVTRになりました!

■杉野遥亮・コメント

今回初めて番組に参加させていただいて、殺伐とした世の中で、人の温かみに触れるような番組に出られてよかったなと思います。(収録に)来る前よりも元気になったと思います。

■井桁弘恵・コメント

一本目のVTRから涙があふれて、自分でもコントロールができないくらい気持ちが高まってグッてきてしまって……。一般の方がご厚意でカメラを回して、それが観られるっていうのはなかなか体験できないことですし、貴重な映像を見ることができて、みなさんの“人生の大事なところ”を分けていただいた感覚になり、温かい気分になりました。

【編集部MEMO】井桁弘恵
1997年生まれ、福岡県出身。早稲田大学在学中にウエディング雑誌の11代目CMガールに抜てきされ、19年に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日)へ出演。その後、映画『イソップの思うツボ』『4月の君、スピカ』、ドラマ『お耳に合いましたら。』(テレビ東京)、『僕らが殺した、最愛のキミ』(TELASA)、『メンタル強め美女白川さん』(テレビ東京)、『自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-』(東海テレビ・フジテレビ)、『私がヒモを飼うなんて』(TBS)、『紅さすライフ』(日本テレビ)、『すっぴんヒーロー』(TBS)、現在放送中のドラマ『VRおじさんの初恋』(NHK)、トーク番組『おしゃれクリップ』(日本テレビ)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ・水曜レギュラー)に出演中。