産前産後ケア専門マイスター協会は3月22日、「産前ケアに関する調査」の結果を発表した。調査は1月5日〜12日、直近3年以内に出産を経験した20代~60代の女性315名を対象に、インターネットで行われた。
はじめに、妊娠中や産後の身体にどのような悩みがあったかを聞いたところ、「腰痛」が最も多く62.8%。次いで「骨盤の不安定感」(42.0%)、「肩こり」(40.4%)、「産後太り」(36.3%)、「尿もれ」(33.8%)と続き、多くの方が複数の不調を抱えていることが分かった。
続いて、産前に身体のケアを行っていたかを聞いたところ、「あった」が30.9%、「ない」が60.6%という結果に。行っていた産前ケアとしては「自宅でストレッチ」がダントツに多い72.5%。次いで「パートナーによるマッサージ」(33.7%)、「整体院での施術」(24.5%)と続き、自宅でいつでも気軽にできるケアを行う人が多く、「スポーツジムでのトレーニング」(0%)や「ヨガ・ピラティススタジオでの運動」(6.1%)はわずか。
また、重要だと考える産前ケアについても「自宅でストレッチ」(75.1%)、「整体院での施術」(32.2%)、「パートナーによるマッサージ」(21.8%)が上位に。
最後に、産前の整体ケアがあることを知っているかと尋ねたところ、「知らない」が58.7%と多かったが、「知っている」(41.3%)と答えた人も4割を超えた。