ハーバー研究所は3月28日、女性に向けて実施した「家族やパートナー間での化粧品シェア、男性やこどもへの美容意識に関する調査」の結果を発表した。調査は2月13日〜18日、20代〜70代の女性2,239人を対象に行われた。
まず、好印象に思う男性美容について聞いたところ、「スキンケア」が18%、「髭剃り、髭を整える」が16%、「口臭ケア」が14%、「眉毛を整える」が11%、「ボディのデオドラントケア」が11%となった。
次に、スキンケアやメイクアイテムのシェアへの抵抗感について尋ねてみた。
すると、女性家族(母・娘・姉妹)に対しては、「抵抗感はない」が44%、「スキンケアはないが、メイクはある」が19%、「スキンケアはあるが、メイクはない」が5%という回答結果に。68%がシェアに寛大で、「抵抗感がある」という人は2割にとどまった。
男性家族(夫・息子・兄弟)やパートナーにおいては、「抵抗感はない」が29%、「スキンケアはないが、メイクはある」が21%、「スキンケアはあるが、メイクはない」が5%。55%がシェアに肯定的という結果となった。
女性や男性の家族・パートナーとシェアしている化粧品については、「洗顔料」が15%、「化粧水」が12%、「日やけ止め」が10%、「ボディクリーム・ボディジェル・ボディミルク・ボディオイル」が9%、「美容オイル」が7%となった。
化粧品のシェアは、スキンケアを中心に7割以上がしている事も分かった。
子どものスキンケアを始めたら良いと思う時期について聞いたところ、「中学生」が32%で最も多く、次いで「小学生」が19%、「高校生」が15%、「小学生未満」が14%で続いた。
自身がスキンケアを始めた時期については、「高校生」が27%、「中学生」が25%、「大学生」が20%、「社会人」が17%。小学生以下は、8%にとどまった。
メイクを始めた時期は、「大学生」が46%、「社会人」が34%、「高校生」が15%。中学生以下は3%にとどまっている。自身がスキンケアやメイクを始めた時期よりも、子どもへの開始時期は早めに始めた方が良いと考えている人が多い傾向が見られた。