アストンマーティンが新たなショールーム「Aston Martin Ginza」をオープンした。場所は有楽町にある高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」(東京都千代田区)の一画。店内にはSUVのスーパーカー「DBX707」など3台のアストンマーティンが並んでいた。なんでも日本では、(比較的)若い顧客が増えているのだとか?
日本でアストンマーティンが爆売れ中?
アストンマーティンが新たなコーポレートアイデンティティ(CI)に基づいたショールームを開設するのは今回がアジア初。1階と2階の2フロアで324平方メートルの広さを誇り、1階には「DBX707」「DB12 ヴォランテ」「ヴァンテージ」の3台が並んでいた。2階はクルマのパーソナライゼーションを行う「Q by Aston Martin」などのためのスペースになっているという。
ショールームのオープニングセレモニーに登壇したアストンマーティン グローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーのマルコ・マティアッチさんによると、日本はアストンマーティンの市場が世界で最も急速に成長している国であるとのこと。2023年は前年比で販売台数が30%も増加したという。顧客の50%がアストンマーティン以外から乗り換える新規客だったそうだ。新規客の平均年齢が55歳で、そのうちの30%は45歳以下の「若い顧客」だとマティアッチさんは話していた。
日本での好調をけん引しているのはSUV「DBX」の人気だ。アストンマーティンの販売のうち、約半分をDBXが占めているという。