JR東海とJR西日本は4日、東海道・山陽新幹線に設定しているビジネス利用者向け車両「S Work車両」の予約方法を拡大し、JR西日本ネット予約サービス「e5489」やJR各社の駅窓口・指定席券売機での取扱いを開始すると発表した。
「S Work車両」は、新幹線車内でモバイル端末等を気兼ねなく使って仕事を進めたいビジネス利用者に向け、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の7号車指定席に設定している車両。従来は「EXサービス」(「エクスプレス予約」「スマートEX」)での予約に限られていたが、5月22日乗車分(4月22日10時販売開始)から購入手段の幅が広がることになる。
「S Work車両」の料金は普通車指定席と同額。3人掛け席の中央(B席)にパーテーション等を設け、パーソナルスペースを広く確保した「S Work Pシート」は、普通車指定席の料金に1,200円を追加した額で販売される。