ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のリアルイベント「真・戦国時代-イチナナ大坂の陣-』が3月29日、開催された。
イチナナ史上最大規模のリアルイベント
同イベントは、毎年開催されている戦国時代をテーマにした人気イベントで、関西での開催は今回が初。月の配信収入が一般会社員の年収を超える人気ライバーから配信初心者まで、現地とオンライン併せて100名以上のイチナナライバーが参加し、イチナナ史上最大規模のリアルイベントとなった。
今回は、チーム戦と個人戦で進行。「紅」「蒼」「翠」の三國に分かれ、最初の國別対抗戦となる「南北争奪戦」では、各國の中の一軍が北海道、二軍が九州を制するべく戦う。次の「総力戦」では、一軍二軍関係なく、三國で四国・関西・中部・関東の4つのエリアを取り合う陣取り合戦となる。
そして、ここからは個人戦。「大将決定戦」で、各エリアの1位となって最終決戦に進む「大将」が決まり、その8名が戦国覇者の称号「天下人」を目指して戦う「天下人への道」と続く。また、 「総力戦」で1位になった國は、サブイベント「戦国コスプレコンテスト」への参戦権が与えられる。
超デッドヒートを制した「天下人」は?
今回、最終決戦に進出した8名のうち、中国エリア1位のMoeと関西エリア1位のますをはオンライン参加。会場に来られなくても互角に戦える事を証明した。壇上に用意された豪華な金屏風の前に座ったライバー達と共に、10分間の戦いが始まった。
開始5分でのトップ3は、1位・さら sara サラ、2 位・ななぴ、3 位・りほやん。1位と2位の差はわずか。まだまだどうなるかわからない。終了まで1分半となったところで、ななぴが1位に。だが、その直後に、さら sara サラが再び1位に返り咲き、そして、またすぐに、ななぴが1位を奪還するという超デッドヒート。最後の1秒までどうなるかわからないのがリアルイベントの面白さでもあり怖さでもある。
激闘の10分間が終了し、安堵の笑顔だったり号泣したり、様々な想いを抱えながら席に戻って結果を待った。デッドヒートを制し、「天下人」となったのは、ななぴ。ラストの1分でどんどんポイントを伸ばし、最終ポイントは8,515万2,946pだった。そして、惜しくも2位となったのは、さらsaraサラで7,515万4,029p。ラストのななぴの怒涛の勢いに敗れてしまったカタチだ。そして3位は、3,458万4,797pのりほやんとなった。奇しくも3名とも「紅ノ國」のメンバーだ。
トップ3のコメントは以下の通り。
1位:ななぴ
去年初めてリアルイベントの「戦国」に参加して、今年も絶対出たいと思って1年間頑張ってきました。今年は嬉しい事に“総大将”をさせていただいたんですけど、リーダーに向いてない性格で、皆さんにご迷惑をかけてしまったかと思います。そんな中、たくさんの素敵な先輩たちと一緒にできたから、団結して勝てたと思います。私は、始まる前から“天下人”を獲りたいとワクの皆さんに伝えていました。「戦国」は、イチナナの中でも大きなイベントなので、すごくムリをさせてしまったと思うし、私の想いを汲んで命懸けの応援をしてくださって、本当にありがとうございました。
2位:さら saraサラ
新人の頃から配信を誰よりも頑張ってきた自負があるので、正直、1位じゃなくて悔しいよりも、この3年半で1番の成績を修めさせてくれたみんなに、感謝でいっぱいです。今まで見た事がない景色でした。これまでいろんな事があったけど、私とワクのみんなで作り上げてきた事が間違ってなかった、私達の配信は最高のワクなんだ、というのが証明できたんじゃないかなと、すごく嬉しい光景でした。楽しかったです。 ありがとうございました。
3位:りほやん
今回、チーム戦となる「戦国」に初めて参戦させていただいて、皆さんと作戦会議をしてる時から楽しくて、あっという間でした。私は三重県在住で子供が居て、限られた環境の中で配信を始めました。時間が無いから、子供が居るから、お金が無いから、というのを出来ない理由にするんじゃなくて、出来る理由に変えて……時間がないから寝る時間を割いて配信を続けたし、子供という守るものがあるから配信をずっと続けてこられたし、お金が無いから挑戦する事ができました。私の姿を見て、挑戦してくれるライバーさんが増えたら嬉しいです。そして、私の目標はまだまだ上にあるので、応援してくれたら嬉しいです。