昨年、38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースが今季は開幕直後から苦しんでいる。オープニングゲーム、2戦目と読売ジャイアンツに完封負け。4月2日、ホームでの横浜DeNAベイスターズ戦にも敗れ実に662日ぶりに単独最下位に転落した。

  • 今年も阪神タイガースは甲子園球場を熱くさせることができるのか?(写真:PIXTA)

翌4月3日には横浜DeNAに勝利するも依然、リーグ最下位。タイガースの不調の理由を高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで考察している。

高木氏は言う。
「まぁ、まだ始まったばかりだからね。でも気になることもある。昨年との一番の違いは阪神のバッターがボール球を振り出したこと」
昨年、阪神の打者は四球を選ぶことが多く、そこから得点に結びつけるパターンが多々見られた。しかし、今年はそうなっていないと指摘する。

「そこには駆け引きがあるんだよ。阪神と闘う時に『フォアボールを出すな、ストライクゾーンで勝負しろ!』と対戦相手がミーティングで投手に厳しく言っているから。それを阪神のバッターはわかっている。だから『勝負に来る!勝負に来る!』と思い過ぎて、ついついボール球まで振ってしまっている。ここは明らかに昨年と違うところだね。阪神のバッターは、ここからどうしていくかを考えなきゃいけない」

果たして、猛虎復活はあるのか?
YouTube『BASEBALL CHANNEL by高木豊』の「【阪神ピンチ⁉︎】昨年日本一の阪神が1勝3敗で"662日ぶり単独最下位"に...『昨年とは〇〇が大きく変わった』低迷の原因を高木豊が語る‼︎」では昨シーズンにエースとして大活躍した村上頌樹の不調理由にも触れている。

▼【阪神ピンチ⁉︎】昨年日本一の阪神が1勝3敗で"662日ぶり単独最下位"に...『昨年とは〇〇が大きく変わった』低迷の原因を高木豊が語る‼︎