オンラインデリバリーサービスを展開するUber Eats Japanはこのほど、処方箋薬の配達サービスを提供すると発表した。2024年内に、全国で順次開始予定だ。ネットでは「事件起きそうな気も」「とてもありがたい」などと注目が集まっている。

  • Uber Eatsが処方薬配達サービスを開始へ

    Uber Eatsが処方薬配達サービスを開始へ

Uber Eatsが、アイメッドと大賀薬局、おかぴファーマシーシステム、メドレーの4社向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」を提供して実現する。全国47都道府県で月間10万人のアクティブな配達パートナーが配達するUber Eatsのデリバリーネットワークを活用し、処方薬の即時配達を可能にする。

Uber Directは、パートナー企業の自社サイトやアプリで販売されている商品を、Uber Eatsの配達ネットワークを活用して、迅速に届けられるラストワンマイル配達ソリューション。パートナー企業は、自社で配達要員の確保・管理を行うことなく、効率的に即時配達を提供可能となる。

今回の処方箋薬配達サービスでは、4社が提供するプラットフォームを通じて販売された処方箋薬を、Uber Eatsの配達パートナーが服薬指導・薬の手配完了後最短30分で指定の場所へ届ける。

なお、「品質の保持(温度管理を含みます。)に特別の注意を要する薬剤」や「早急に授与する必要のある薬剤」など一部の処方箋薬は配達不可。また処方箋薬の配達においては、配達証明として受取人による「署名」が必須などの条件が付く。

サービス開始当初は、東京都と福岡市の対象店舗で利用可能だそうで、2024年内には日本全都道府県で、数千店舗の薬局で利用可能となる予定だ。

ネット上では「すり替えられたり抜かれたりするリスクは無いのかな?」「勿論良い面もあるとは思うがなんか事件起きそうな気もするんだわ」「病院行ったあとに薬局行くのが地味にめんどくさいからこれはいいかも」「別の人の分を間違って渡されたりしたら怖いよね🥺」「郵便局やヤマトではなくウーバーがやるの?」「とてもありがたいですね」などの声が寄せられた。