女優の今田美桜と俳優の山本耕史が2日、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない!』(13日スタート、毎週土曜21:00~)の制作発表会見に登場。杏と上川隆也が演じた前作を受けてのプレッシャーなどを語った。
出演者が登壇すると、ステージに大量の桜の花びらが舞い落ちてきた。共演者同士で髪についた花びらを取り合い、撮影現場でのチームワークが垣間見えたが、今田は「(撮影が始まって)まだ3週間なんだ!というくらい団結力がすごく出来上がってまして、スピード感がすごいです。バババババーって、もう、巻いてます(笑)」と、その様子を伝える。
山本も「5ページぐらいあったシーンが、頭から最後まで1回で終わりましたからね。普通だと途中まで撮って、また戻って撮ってという感じで5~6回戦あるんですけど、勢いがあってみんなが前向きになっていく感じがあります」と同調した。
さらに飯尾和樹も「撮影のテンポが速くて、生放送なんじゃないかと思うくらい。普段、編集でなんとかなるだろうと甘えてる自分がピリッとなる瞬間もありました」、上川は「今田さんは本当にレスポンスがいいんです。リハーサルやテストの段階で試みたことにきちんと呼応してくださるので、それもあって撮影がテンポ良く進んでる一因になってると思います」と分析した。
平成版で杏と上川が演じた役に、それぞれ挑む今田と山本。今田は「10年前の作品は私も大好きで学生の時に拝見して、その当時もすごく勇気をもらう作品でしたし、今回やらせていただくにあたって改めて見返したんですけど、やっぱり学生で見ていたときとはまた感覚が変わりました。いろいろと突き進んでいく舞の姿に、やっぱりなかなかできることじゃないし、本当にすごいなと改めて勇気を頂きました。正直プレッシャーがなかったかと言われると、あります。なんですけど、やっぱり大好きな作品でもあるのでリスペクトを込めながら、また新しい皆さんと一緒に新しい『花咲舞』を作っていけたらいいなと思っています」と、その心境を語る。
一方の山本は「僕の場合はご本人(上川)がいらっしゃるので、何か分からないことがあったらすぐ聞けるし、自分が思ってやっていることに、本当はどう思ってんだろうな?という興味もあります。でも、前からご一緒させていただいて素敵な先輩の俳優さんなので、とっても優しく見守ってくれていると僕は感じています」と、心強く思っているようだ。
そんなコンビに、上川は「おふたりの佇まいは、新たな『花咲舞』にふさわしいものになっていると思いますし、おふたりに決まりましたとお話を伺ったときから僕は何の心配も不安も抱かずにおります」と、全幅の信頼を寄せていた。