3月29日のテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第1~3金曜ABEMA21:30~、第4金曜テレビ朝日24:45~※一部地域除く)では、「お笑い研究部『芸人闇鍋パーティー コラボネタ披露編』」が放送された。

  • 左からオードリー若林、あぁ~しらき=テレビ朝日提供

■異色のコラボが楽しめる「芸人闇鍋パーティー」

「芸人闇鍋パーティー」は、若手時代のようにがむしゃらに汗をかく仕事が減ってしまったお笑い研究部メンバーが、異色の芸人たちと一夜限りのスペシャルコラボをはたし、大汗をかいて殻を破ろうという企画。闇鍋の“具材”、つまりコラボ相手の芸人として登場したのは、あぁ〜しらき、イチキップリン、きつね、超新塾、トム・ブラウンという超個性派たち。ABEMAで配信された前週は、希望コラボ芸人の獲得をめぐって壮絶な告白タイムが展開され、オードリー・若林正恭×あぁ〜しらき、ハライチ・澤部佑×トム・ブラウン、平成ノブシコブシ・吉村崇×イチキップリン、アルコ&ピース・平子祐希×超新塾、アルコ&ピース・酒井健太×きつねという組み合わせが決定。今回は45分間のネタ合わせを経て、スペシャルコラボネタが披露された。

ネタ披露のトップバッターは、平子×超新塾のコラボ。ネタ合わせのあと「(超新塾のネタの)枠がしっかりしていらっしゃるので大きな船に乗っかるだけ」と自信満々だった平子は、彼らの定番ネタ「ヒーロー戦隊になりたい!」に勢いよく加わって、コラボを完遂。若林は「完成されている。5人のお笑いの価値観がぴったり合っていてきれいだった」と高評価で、澤部も「今は時代が変わって他事務所でもコンビ組めたりするので……組めるんじゃない?」と平子に超新塾加入をすすめるほど。ほめられた平子のほうが戸惑って「そういうオモシロ企画に派生させるのはダメ!」と遠慮する事態に。

2組目は「ネタ合わせの時間を余らせた」と余裕のコメントを放っていた酒井ときつねが“パリピネタ”でコラボ。見ていた澤部は「最初は“一般のお客さんを舞台に上げちゃったみたいな空気感”が出てたけど……酒井さんの演技力が存分に出ていた。ただ、顔は真っ赤っかでしたけどね(笑)」と、“照れ”を隠してやりきった酒井に賛辞。前回、酒井に対して「自分でクリエイティブするよりは中に混ざる方が……」などと辛らつコメントを放った生徒役の櫻坂46・大園玲も「酒井さんって本当に何にでも染まれるんだなと思って……」とオールマイティーぶりを絶賛していた。

3組目は若林×あぁ〜しらきのコラボ。ネタ合わせについて「45分のほとんどをしらきの世界観の説明に使った」と話していた若林が、絶妙にシュールな女装でドラムのリズムに乗りながら“しらきワールド”に降臨。『女芸人No.1決定戦 THE W2023』でも話題を呼んだネタに没入した。普段の若林からはかけ離れたキャラを演じる殻を破りまくったステージに、一同は「すげぇ! なんだこれ!(笑)」と大爆笑&大騒ぎ。オチでは、あまりの崩壊っぷりに、吉村は「若様を返せ!」、酒井も「若様戻って来てーー!」と絶叫した。

続く澤部とトム・ブラウンは“合体ネタ”、吉村とイチキップリンは“アナゴさんネタコラボ”で秀逸コラボを見せ、若林は「(アクション映画の)『マッドマックス』を見たときと同じ気持ち」「2カ月後に『千鳥のクセスゴ!』(フジテレビ)に出ている姿が見えた!」と大喜びしたが、彼らはいったいどんなコラボを見せてくれたのか。そして大園の独断で、最も汗をかいて殻を破ったお笑い研究部員は誰なのか決定することに。はたして「芸人闇鍋パーティー初代王者」の称号を手にしたのは。

現在、「お笑い研究部『芸人闇鍋パーティー コラボネタ披露編』」はABEMAで配信中。

【編集部MEMO】
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』は2013年に単発でスタートし、2014年よりレギュラー化。その後枠移動や休止を経て、現在はテレビ朝日系で毎月第4金曜(24:45~※一部地域除く)、ABEMAで毎月1〜3週金曜(21:30~)に放送・配信されている。