BMW「MINIダイナースカード」が登場! そのサービス内容は?

ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブと、BMWグループの金融サービスを提供するビー・エム・ダブリュー・ジャパン・ファイナンスは、クレジットカード「MINIダイナースカード」の発行を4月1日より開始した。

クレジットカード「MINIダイナースカード」の発行開始

MINI正規ディーラーでのMINIの車両購入代金の支払いにも利用でき、MINIオーナーのカーライフを彩るオリジナルサービスを多数取り揃えた「MINIダイナースカード」。新カード発行に先駆けて3月26日に発表会が実施され、両社の社長が登壇した。

ダイナースクラブとしては12年ぶりの新提携カード

BMW・ジャパン・ファイナンス社長のフランソワ・モーリ氏は本発表会の冒頭、さっそくMINIダイナースカードを発行する背景などを説明した。

「『MINI』ブランドは日本では非常に多くの方に愛されているブランドで、輸入車モデル別販売台数では2016年以降、8年連続首位を獲得しています。先日、ブランドとして日本で初の電気自動車の導入を含む、新型MINIモデルを発表しました。

時代に合わせて成長を続けてきたMINIブランドですが、時代に合わせて変化したのは、車の性能だけではありません。車の選び方や購入方法も変わり、2020年頃からオンラインでの販売台数が増加しています。

MINIブランドでは昨年末よりオンライン販売を開始しています。経済産業省も推奨しているキャッシュレス決済ですが、その比率は年々増加傾向にあります。こうした時代の流れに対応するべく、車両決済にも利用可能なMINIダイナースカードをダイナースクラブと共同開発しました。今回、お客様の利便性をさらに高めるMINIダイナースカードの発行を、こうしてご案内できることをとても嬉しく思います」

BMW・ジャパン・ファイナンス社長のフランソワ・モーリ氏

BMW・ジャパン・ファイナンスと三井住友トラストクラブは、2009年から「BMWダイナースカード」「BMWプレミアムダイナースカード」を発行。

多くのBMWユーザーに愛用されてきたが、BMWグループの英国プレミアム・ブランド MINIの提携カード発行に対する期待やニーズが近年高まっていたことも、MINIダイナースカード誕生の背景となっているという。

「ダイナースクラブは日本初のクレジットカード会社として1960年の創業以来、航空系や銀行系など多くの企業様と提携カードを発行してきましたが、グローバル企業との提携カードの発行は12年ぶりの発行となります」とは、ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブ社長の五十嵐幸司氏。

三井住友トラストクラブ社長の五十嵐幸司氏

MINIとダイナースクラブというグローバルブランドのコラボによる新カードの発行開始に際し、「MINIは日本における輸入車のモデル別販売台数8年ナンバーワンです。MINIダイナースカードがMINIオーナーの皆様を支える１枚になることを期待しています」と、コメントを寄せた。

MINIオーナーのカーライフを彩る多彩なサービス

MINI正規ディーラーでの車両購入代金の支払いにも利用可能で、有効期限のないポイントを200円につき1ポイント貯められるMINIダイナースカード。他にもさまざまな特典・優待を付帯している。

MINI正規ディーラーでの利用に加え、ダイナースクラブ加盟店で獲得したポイントも100ポイント＝100円に換算し、キャッシュバック。また、有料道路/ETC (100円＝1.5ポイント)やガソリンスタンド/駐車場(100円＝2ポイント)など、カーライフ関連加盟店でのポイント付与率がアップする「MINIボーナスポイント」も用意した。

さらにMINI自動車保険に加入すると、同保険に付帯されている「MINI EXTRA CARE」が「MINI EXTRA CARE＜PREMIUM＞」にアップグレードされるほか、本カードの年間100万円以上の利用で、MINIオリジナルグッズ(非売品)をプレゼントするという。