GA technologiesは3月28日、「投資意欲およびNISAと不動産投資に対する意欲への実態調査」の結果を発表した。同調査は2024年3月5日~12日の期間、20代から60代の男女1,271人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、投資に関する考えについて聞いたところ、47.8%が「現在やっている」と回答。「現在やっている」と「やったことはあるが現在はやっていない」を合計すると、「投資経験がある」と回答した人が約6割にのぼった。
また、「やったことはないが関心はある」と、未経験だが関心を持つ層も合計すると8割を超えることから、投資に関する行動・関心の度合いは高まっているという。
NISAと不動産投資について質問すると、NISAは38.7%が「現在やっている」、次いで、36.7%が「やったことはないが関心はある」と回答。一方、不動産投資については「現在やっている」と回答した人は7.1%であるものの、27.4%が「やったことはないが関心がある」と回答した。
現在、NISAと不動産投資、それぞれを行っていない人に対して、現在行っていない理由は何かと尋ねたところ、NISAは「知識がないから」(28.3%)、「資金が足りない」(27.9%)という回答が集まった。一方の不動産投資は「資金が足りない」(33.3%)、「リスクがあるから」(31.8%)という結果に。
その理由として、NISA・不動産投資ともに資金・知識不足やリスクへの不安が共通の理由であることが浮き彫りとなったという。
それぞれの「投資サービス」についてどのような条件があれば始めるかを聞くと、「資金がたまったら」「情報収集・勉強をしたら」などの回答が上位にランクイン。
同社によると「NISA、不動産投資ともに『情報・資金』の準備ができたら始めたいと考える割合が高いことが明らかになった」としている。