お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が3月29日、公式YouTubeチャンネル『ニューヨーク Official Channel』を更新。自身の経験を振り返りながら、新社会人にエールを送った。

ミスしても「いつでも軌道修正できる」

  • ニューヨークの嶋佐和也(左)と屋敷裕政

「この春、新社会人になる君に伝えたいこと 楽しい時間はもう終わりました!」を公開したニューヨーク。大卒で就職した屋敷は、入社日を振り返り、「入社式みたいなのがあって。意外と学生のノリの延長線上やったのよ。同期がおって、みんなでランチ行こうぜとか言って。先輩が意外と優しいし」と回顧。しかし、研修期間が終わると、「地獄が始まった」と言い、「最初は学生気分。いきなり、4月1日からワーッてするような企業はまれやと思う。会社としても辞めて欲しくないから。育てたいから。結局はしんどい」と打ち明けた。

そんな屋敷は、「真面目にやり過ぎるヤツのほうがキツいんじゃねーか。“ここで評価されへんかったら終わりや”と思ってやらんでええ気がする」と語りかけ、「ある程度、そこで盗めるものだけ盗めたら辞めたらええし。大卒で入社して、その会社を務めあげる人のほうが少ないで」と説明。続けて、「そんなビビらんでええかも。思ってる以上にぬるま湯な部分もある。ノーミスじゃないとあかんとか、そんなことはない。いつでも軌道修正できる」と鼓舞すると、嶋佐も、「社会人も変な人ばっかだと思うよ。そう思えば逆にいいかも」とアドバイスした。

また、「しんどくても大丈夫。辞めたらええし。いつでも何とでもなる」と呼びかけた屋敷。一方で、「学生時代のぬるま湯はもう終わり」と気を引き締め、「遊ぶだけ遊んだでしょ? だから、来週からちょっとだけ頑張ってみてください。本当につらいと思います。何やっても楽しくないし、しんどいみたいな。でも、みんなそうなんで」とメッセージ。さらに、「楽しくないから、1年目なんて」と話し、「部活と一緒で、ボール磨いたり、基礎練習をしたり、1年目からむちゃくちゃ楽しい生活が待ってるわけない。仕事においては、能力も低いんやから。それは覚悟しておいたほうがいい」と、厳しくも温かいエールを送っていた。

ニューヨークは、コメント欄でも「新社会人を応援しています!」とメッセージ。視聴者からは、「4月1日から新社会人なのでこういう動画ありがたいです本当に震えてます」「新社会人なのでめちゃくちゃ嬉しいです」「ありがとうニューヨーク」「なんとかなるを胸に頑張ります」「どうにかなる気がしてきた」「神回確定」「共感しかない」「新入社員の皆さんと共にまた4月から頑張ります!!!」など、さまざまな声が寄せられた。

【編集部MEMO】
『ニューヨーク Official Channel』は、お笑いコンビのニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)によるYouTubeチャンネル。これまでに野性爆弾のくっきー! 、ギャロップ、マユリカらがゲスト出演した「芸人トーク」など、さまざまな企画の動画を配信。毎週日曜22時からは、YouTubeラジオ『ニューヨークのニューラジオ』を生配信している。