True Dataは、同社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2024年2月の売り上げ伸長カテゴリを3月27日に発表した。同調査は、2024年2月1日~2月29日の期間、生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計し行われた。
当年2月は「かぜ薬」「パック」の売り上げが前年同月に比べ大きく伸長した。訪日外国人数の増加や気温の変化による体調不良などでニーズが高まったためか、「かぜ薬」の売り上げは食品スーパーマーケットで前年同月比29.8%増加、ドラッグストアで29.0%増加した。「パック」はドラッグストアで同48.7%増と大幅に伸長し、2023年6月以降9カ月間連続で伸び率ランキングTOP20に入った。
全国的に平年より気温が高かった影響か、ドラッグストアで飲料、アイスの売り上げが伸長した。「紅茶ドリンク」が前年同月比21.4%増加し3位にランクイン。その他にも、5位「ドリンク剤(指定医薬部外品)」が同19.1%増加、7位「スポーツドリンク」が同17.8%増加、8位「果汁飲料」が同17.0%増加、13位「乳酸飲料」が同10.1%増加と、多くの飲料類が売り上げを伸ばしている。アイスクリーム類では「ファミリーアイス」が同16.4%増加、「パーソナルアイスその他」が同13.7%増加した。
食品スーパーマーケットでは「乳酸菌飲料」「乳酸飲料」の売り上げが伸長した。免疫ケアが期待できる商品などが好調な「乳酸菌飲料」「乳酸飲料」は前年9月から6カ月連続でTOP20以内にランクインしている。