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今シーズンから読売ジャイアンツの指揮を執る阿部慎之助監督。シーズン開幕後もさまざまな話題が取り上げられており、中でも若手選手へのコメントは大きく報道される。時には厳しいコメントも見られるが、期待をかけるからこその言葉と言っていいだろう。そこで今回は、今季に阿部新監督から苦言を呈された選手を取り上げる。
湯浅大
投打:右投右打
身長/体重:172cm/73kg
生年月日:2000年1月24日
経歴:高崎健康福祉大高崎高
ドラフト:2017年ドラフト8位
昨季は一軍出場なしに終わった湯浅大も、阿部監督から苦言を呈された一人だ。
高崎健康福祉大高崎高校では1年秋からショートのレギュラーを獲得し、3年春の選抜甲子園出場に貢献。けがの影響で甲子園出場は果たせなかったが、ドラフト8位で読売ジャイアンツに入団した。
プロ入りから2年間は二軍暮らしが続いたが、2020年はオープン戦で打率.391とアピールに成功し、開幕一軍を勝ち取った。
同年は結果的に一軍での初安打は記録できなかったが、イースタン・リーグの盗塁王に輝いた。
翌2021年には33試合に出場し、プロ初ヒットを記録。2022年には主に守備固め・代走として63試合に出場。しかし、打率.100と打撃面で結果を残せず。昨季は故障の影響もあって一軍の舞台に上がれなかった。
今季のオープン戦では、大量リードの場面でセーフティーバントの構えを見せ、阿部監督から厳しい言葉を浴びてしまった。レギュラーを奪わなければならない立場だからこそ、これからのプレーで見返すしかない。
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