JR根府川駅から車で5分程度の高台の山道に、突如として素敵な雰囲気のある古民家が現れます。2018年にオープンしたパン屋さん、麦焼処 麦踏です。
お店は小田原市の江の浦エリアにあり、最寄駅の根府川からでも徒歩で約30分かかるためアクセスは車がおすすめです。ざっくり言うと小田原と熱海の間に位置するため、旅行の途中に立ち寄るのもおすすめです。
駐車場はお店の前の道路を徒歩2分程度離れた場所にあります。
古民家のドアを開けると、広々とした居間がありました。真ん中の廊下のようなエリアは土足でOKです。
麦踏のパン屋さんは建物内の1番奥にあります。
ショーケースの中にパンが並んでいますので、購入するパンを注文してレジで支払います。お昼頃でしたがすでに結構売れているようでした。
今回は人気No.1 バターロール250円(税込)、桜あんぱん280円(税込)を購入しました。
隣のカフェのランチメニューも一緒に注文できます。麦踏のパンを使った相州牛のビーフシチューパンシチュープレート1,450円(税込)をランチに選びました。
つい欲しくなる可愛らしいグッズも売っています!
お会計後はイートインスペースで靴を脱ぎ、好きな席に座って待ちます。席は縁側のようでその先にはテラス席もありました。とても落ち着く空間です。
お座敷でお子様イスもあるので、子連れランチにもいいですね。
待っているとビーフシチュープレートが運ばれてきました。
色鮮やかなプレートが可愛いです。ビーフが柔らかくてシチューは旨味が凝縮された濃いめの味で美味しいです。パンをちぎりながら食べましたが、小麦を感じる硬めのパンがシチューで少ししんなりしていて好みでした。サラダはトマトが大きくて野菜もシャキシャキです。スープは小さめですが角切り野菜がゴロゴロ入っていて優しいコンソメ味でした。
バターロールは柔らかめの部類だそうですが、一般的にイメージするバターロールよりもちっと弾力がありました。小麦とバターの風味がいいです。バターロールは、店主の方が南足柄に作った麦畑で育った小麦が使われているそうです。こだわりが感じられますね。桜あんぱんは生地の中にあんが入っているのではなく、ピンク色の桜あんが生地にねじり込まれていました。
時間の流れがゆっくりとしていてついつい長居してしまうほど落ち着きのあるお店でした。イートインスペースの向かい側には畳の無人販売コーナーがあります。地元の柑橘類や野菜、手作りの雑貨などか並んでいました。
入り口右手を奥に進むとお手洗いがあり、古民家を和モダンにした作りで可愛いです。
この近辺では貴重なパン屋さんとカフェ、機会があればぜひ立ち寄ってみてください!
店舗紹介
【麦焼処 麦踏】■住所:〒250-0025 神奈川県小田原市江之浦307■営業時間:10:00-17:00■定休日:火水(祝日は営業)■駐車場:有■TEL:0465-43-7922※売り切れ次第閉店