舞台『ハザカイキ』のフォトコールがTHEATER MILANO-Zaにて行われ、丸山隆平、勝地涼、恒松祐里、三浦大輔(作・演出)が取材に応じた。
同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。ほか、風間杜夫、さとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひらが出演する。
■舞台『ハザカイキ』フォトコールに登場した勝地涼
芸能記者をテーマにした作品に、勝地は「僕もいろいろありましたから。いろんなことを書かれたこともありましたし、憶測の記事だったり苦しむ時間もありましたけども、こういうふうに宣伝していただいたり、いろいろとマスコミの方達とは持ちつ持たれつなんじゃないかな」と印象を明かす。
さらに「昔撮られた時、あるつけ麺屋さんからめちゃくちゃカッコつけて出て来るという(写真だった)。記者の人も、他の人を追ってたんだけど空振りに終わって、飯でも食いに行くかと思ったら、勝地涼がのんきにつけ麺を食べていて記事になったらしいんですけど、それ誰が読んで面白いの!?」とエピソードトークで周囲を笑わせた勝地。「それも含めて有名ということかなと思ったので、撮られるイコール嬉しいことでもあったりする」と見解を述べた。
丸山も「そうそう。注目されてなかったら撮られないしね。撮られなくなっても終わりやろうし、でも撮られたら終わりでもあるし」と苦笑。勝地は「俺は撮られたいです! この先も! でも、簡単に撮れると思わないでください」と豪語するも「嘘です。普通に歩いているので」と訂正する。
どこなら撮れるか聞かれると、勝地は「場所ですか? やっぱり六本木とか西麻布行ったらね。『そこ張ってたらいいのに』とか、『あのマンション張ってたら絶対撮れるけどな』とか考えます」と答える。しかし最後には「どうかな~」とはぐらかし、丸山も「ミスリードかもしれないしね」と乗っかっていた。