お笑い芸人・おばたのお兄さんが26日、公式YouTubeチャンネル『おばたのお兄さんといっしょ』を更新。「僕の人生を変えてくれた」というエハラマサヒロとのエピソードを明かした。
“知らなかった”エハラマサヒロのネタに感銘
「おばた、人生のターニングポイントの話」と題した動画で、「エハラさんのことを勝手に“師匠”って呼んでる」と語ったおばた。大学3年生のころ、テレビで観ていた『R-1グランプリ』にエハラが出場しており、「お笑いは好きだけど、そんなに詳しくなくて。初めて見るけど、どんなネタやるんだろう? って。“ウザい路上ミュージシャン”みたいなネタで、めちゃくちゃ面白くて」と回顧。「なんて面白い人なんだ! と思って。知らないのに、こんなに笑えるネタをするなんてすごいなと思って感銘を受けた」と明かした。
翌年、大学4年生になったおばたは、『R-1グランプリ』の予選に出場。「記念受験じゃないけど、モノマネとかギャグとかやってたから、自分もやってみようかなって」という気持ちで挑み、素人ながら見事1回戦を突破。結果は、2回戦で敗退してしまったが、「僕はお笑い芸人になろうと思ってなくて。お笑いが好きだったけど、現実的じゃないなって考えもしなかった」としつつ、「でもやっぱり、一度はやってみたいということで、内定をいただいてた番組制作会社を辞退して、お笑い芸人を目指した」と語った。
その後、芸歴1年目で、エハラの単独ライブの手伝いをすることになり、本人と初対面。初めてのテレビ出演や、妻の山崎夕貴アナウンサーと出会うきっかけになった『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』など、「ターニングポイントにずっとエハラさんがいた」と述懐。現在、おばたとエハラは、ミュージカル『トッツィー』で共演しており、「芸人を目指す前にテレビで観てた人と、今一緒にミュージカルをやって」「時を経て、同じ舞台に立たせてもらうのが、すごくうれしい」と喜びをかみしめた。
また、最近、エハラから楽屋のれんをプレゼントされたというおばた。「楽屋のれんって特別なものなんですよ。そもそも、楽屋のれんを持ってる芸人なんていないから」と前置きしながら、「僕が“師匠”だと思ってる方から、楽屋のれんをいただいて。宝物ですね」と大感激。「僕が目指すべきところとか、こういう風になりたいなっていうところに、エハラさんの姿がいつもあるから」としみじみ語っていた。
【編集部MEMO】
おばたのお兄さんは、2017年1月に公式YouTubeチャンネルを開設。ものまねや夫婦、スポーツ関連の動画をメインに更新し、これまで380本以上の動画をアップ。チャンネル登録者数は17万人を超え、累計再生数は5,500万回を記録している。