「違法な業者に…」大谷翔平が知らず勝手に送金はできない!? 米紙も疑い…

大谷翔平 最新情報
 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が26日、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題に関する会見を開いた。はっきりと自身は関与していないことを述べたが、まだ疑惑は晴れていない。むしろ、米国では大谷を疑う見方が根強く残っている。元FBI捜査官のピーター・グルーペ氏が、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』を通じ、疑問点について述べている。
 

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 米国で最も議論を呼んでいるのは、どのようにして大谷に知られずに、総額450万ドル(約6億8000万円)の大金を数回にわたり、水原が大谷の口座からお金を送金したのか。という疑問だ。これに関しては、大谷があらゆる日常生活に関する取引を水原氏に任せていた可能性もあるとの見方もあるが、そうなると銀行のセキュリティに疑問符がつくという。
 

 
 グルーペ氏は「私が疑問に思うのは、誰がこの送金を実行する権限を持っていたかということだ。大谷にビジネス・マネージャーや、異常な資金移動に警告を発することができる同じような役割の人物がいなかった可能性は、極めて低い」とし、「銀行には多額の送金を監視し、資金が違法な事業に流れていると思われる場合には、米国財務省に疑わしい活動報告書を提出する義務がある」と述べている。
 
 また、ジョン・ジェイ刑事司法大学のデビッド・シャピロ氏は「たとえ、水原が大谷の銀行口座へのアクセスを許可されていたとしても、50万ドルの送金について、大谷に通知されるのを妨げるものはなかったはず。これほどの規模の送金は、間違いなく銀行の監督当局による何らかの調査を誘発するだろう」と語った。
 
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