日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』(4月13日スタート、毎週土曜21:00~)に、飯尾和樹(ずん)、要潤、栗山千明、三宅弘城、山田真歩が出演する。
花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)が所属する臨店班は、問題を抱えた支店に赴いて改善指導をおこなう部署だが、毎回この2人に仕事の依頼を持ってくるのが支店統括部次長の芝崎太一。前作では塚地武雅(ドランクドラゴン)が演じたこの役を、今作では飯尾和樹(ずん)が演じる。
飯尾は「環七で信号待ちをしている時に、マネージャーさんから今回のオファーがあったことを聞きました。ドラマ好きのマネージャーさんから作品の説明を受けまして、環七から目黒通りに左折する時には『もうやろう!』って決めていましたね。撮影が始まりましたけど、みんなでアイデア出し合って『いいね! こうしていこう!』って決めていくすごく明るい現場で。こんな家に生まれたかったなあ、なんて思いながらやっています」と、笑いを誘いつつ思いを語った。
新シリーズで舞と相馬に立ちはだかる壁となるのが、菊地凛子演じる昇仙峡玲子。経営企画部に所属、銀行の利益のために不祥事を洗い出して潰し、隠蔽する特命任務をおこなう役どころだが、昇仙峡にその任務を与えるのが、要潤演じる経営企画部部長・紀本平八。40代にして執行役員、経営企画部長にまでのし上がった超エリートで、将来の頭取候補ともいわれている。
「銀行の利益のためならどんな手段もいとわない」という信条を持つ男・紀本を演じる要は「とてもワクワクする台本で一気に読みました。(紀本は)暗い部屋でボソボソと指示を出しているような人で、決していい人ではない。かなり偉い立場なので、盛大に何かやらかして舞の強大な壁になるような、そんな存在になれれば。できれば最後は、思いっきり舞に叱られたいですね(笑)」と思いを語った。
舞台となる支店が毎週変わるため、1話ごとにゲストが登場。今作には、栗山千明、三宅弘城、山田真歩らが出演する。
栗山は、舞の支店勤務時代の元同僚・根津京香役で出演。支店長のイエスマンといわれ、後輩に厳しく、支店内の全女性行員から恐れられているが…という役どころだ。栗山は「前のシリーズを楽しく拝見させていただいていたので、今回のオファーはうれしかったです。撮影が始まったばかりのはずなのに、もうずいぶん長く撮影しているかのような、和やかな空気の現場でした。皆さん息の合うお芝居をされていて、私もその中に飛び込んで楽しく演じさせていただきました」と話した。
三宅は、ベテラン行員・畑仲康晴を演じる。身を粉にして銀行に尽くしてきたが、嫌われ役の検査部に異動するという役どころ。三宅は「理不尽なことや納得できないことが多い世の中ですが、このドラマを見ていただいて少しでも明日の活力にしていただければ幸いです。花咲舞さんの『黙りません!』はスカッとします! 素敵なキャストの皆様とそんな世界に参加することができて光栄です」とコメントした。
山田は、取引先の経理担当・大沢あゆみ役で出演。支店勤務時代の舞とも面識があり、舞に窓口でよく愚痴をきいてもらっていた仲だ。山田は「私が演じさせていただいた大沢あゆみさんは、言いたいことがあっても飲み込んで、ずっとずっと黙っています。でも、花咲舞さんのように黙っていない人の存在に心を揺さぶられ、勇気をもらえるのでした。沢山の『あゆみさん』のためにも、GO! 花咲舞さん! 応援しています」と語っている。
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