Nothing Technologyは3月28日、Androidスマートフォン「Nothing Phone (2a)」を日本向けに出荷開始した。先行予約分から順次出荷する。
Nothing Phone (1)、Nothing Phone (2)に続く、同社としては3機種目のスマートフォン。Google Pixelシリーズを思わせるネーミングにも表れている通り、Phone (2)と同クラスの後継機ではなく少し価格帯を下げたミドル~ミドルハイ相当の機種となる。
MediaTekと共同開発した専用SoC「Dimensity 7200 Pro」はTSMCの第2世代4nmプロセスで製造され、Phone (1)比で13%高い処理性能を持つ。バッテリーは歴代最大となる5,000mAhに増量。カメラは超広角5,000万画素+超広角5,000万画素という構成を踏襲し、インカメラにはPhone (2)と同じセンサー(3,200万画素)を採用した。
そしてNothingのスマートフォンといえば、背面の透明パネルから内部が見えるようなデザインと、その中でLEDの線が光る「Glyphインターフェース」が特徴だ。Phone (2a)でもトランスルーセントデザインが使われており、簡略化されているがGlyphも搭載される。
日本向けモデルではFeliCaに初対応することも大きなトピックとなる。まずは256GBモデルを公式サイトで先行販売しており、価格は55,800円。カラーはブラックとミルクの2色展開となる。
128GBモデルについては後日案内される。また、正規販売パートナーを通じた一般販売のスケジュールは4月下旬に発表される。