LINEリサーチは3月26日、「投資に関する調査分析レポート」を発表した。調査は2023年12月13日~15日、15〜69歳のLINEユーザーを対象にスマートフォンWeb調査にて行われ、4万6,783名の有効回答を得た。
投資に対するイメージを聞いたところ、男女ともに1位「損をする/リスクがある」、2位「難しい」となり、ネガティブなイメージを持っている人が多い結果に。一方で、今後の投資意向について聞くと、44%が「投資意向あり」と回答。特に20代と30代は「今後投資をしてみたい」と考えている人が5割を超えた。
今回、行動ビッグデータを分析する「ヤフー・データソリューション」も、投資に対するデータ分析を実施した。
過去10年間の検索ビッグデータを分析して投資への関心推移を調査したところ、全年代を通して投資・資産運用への関心は年々高まってきているものの、「LINEリサーチ」によるアンケートの投資意向に関する44%という結果に対して検索ユーザーは20%未満にとどまり、意向と実際の検索行動にギャップがあるよう。
特に20代と70代の検索行動が他の年代と比較して控えめであり、中でも20代の検索ユーザー割合は、2021年以降、他の年代と比べて増加のペースが鈍化していることがわかった。