NTTドコモ、筑水キャニコム、大協不動産の3社は3月26日、「Starlinkを活用した自動運転型草刈り機の実証実験」を3月28日に実施すると発表した。

  • Starlinkで自動運転型草刈り機を運用、ドコモなど3社が実証実験

    Starlinkで自動運転型草刈り機を運用、ドコモなど3社が実証実験

大協不動産が管理するソーラー発電所において、キャニコムが商用提供している機体をベースにした自動運転型草刈り機を用いて、運用性能を検証する。本機は遠隔監視や操作のための通信手段としてLTE回線に加えて衛星ブロードバンド「Starlink」を利用でき、携帯回線の電波が入りにくい場所でも作業を継続できる。

ソーラー発電所の運用にあたっては、太陽光パネルが日陰になることによる発電量の低下や火災・故障、保守点検の非効率化などを避けるため、除草による用地管理が必要とされる。しかし平均気温の上昇による熱中症リスクの増大、蜂刺され・刈刃の接触などの労災リスクもあり、過酷な労働環境から担い手が不足しているという。