2024年4月発売のG-SHOCKをいつものように実機写真とともにご紹介する。新入学・新社会人など新たなスタートに加え、レジャーやスポーツといったアクティブになれるシーズンを迎え、G-SHOCKも多くのモデルが店頭に並ぶ。
そこで4月のG-SHOCKは、前後編の2回に分けてお届けしたい。前編はMR-G FROGMANのチタンバンド仕様をはじめ、フルメタルG-SHOCKの新作などの話題作だ。
MR-G FROGMANにチタンバンド仕様「MRG-BF1000B-1AJR」
チタン外装によってタフネスを強化、しかも軽量で着けやすく、衝撃やサビにも強いダイバーズモデルのMR-G FROGMAN(フロッグマン)に、チタンバンド仕様の「MRG-BF1000B-1AJR」が登場。
ベースモデルは、すでに発売中のMR-G FROGMAN「MRG-BF1000R-1AJR」。バンドのほか、ダイヤル外周のリングやインダイヤルリングといった蒸着パーツのカラーが青から赤に変更されている。
ISO規格200m潜水用防水や左右非対称の形状、その高次元での実現のための複雑なパーツ分割などはベースモデルと同様。
スクリューバックの裏ぶたは、サファイアクリスタルに赤を蒸着。FROGMANのアイコンであるカエルのキャラクターを描いている。
電波ソーラーをはじめ、Bluetoothによるモバイルリンク機能を搭載。時計の自動時刻設定やダイビングログができるなど、時計としての機能や性能はベースモデルに準ずる。価格は693,000円。
シルバーに映えるブルーのアクセント「GM-B2100AD-2AJF」「GMW-B5000D-2JF」
フェイスに鮮やかなブルーを採用したフルメタルモデルが登場。
アナログのオリジンとも呼ばれる「GA-2100」のフルメタルモデル「GM-B2100」と、フルメタルオリジン「GMW-B5000D」をベースに、ダイヤル(GM-B2100AD-2AJF)とガラス風防の表面(GMW-B5000D-2JF)にメタリックブルーの蒸着加工。ステンレススチール製のベゼルとバンドとの一体感を演出した。
ステンレススチール製のバンドは「GMW-B5000D」と共通。電波ソーラーをはじめ、Bluetoothによるモバイルリンク機能など、機能や性能はベースモデルと同様だ。重さは「GM-B2100AD-2AJF」が165g、「GMW-B5000D-2JF」が167g。価格は「GM-B2100AD-2AJF」が88,000円、「GMW-B5000D-2JF」が84,700円。
個性的なデザインと環境負荷低減を両立した「G-5600BG-1JR」
G-SHOCKの製造過程で出る廃棄樹脂をリサイクルした「G-5600BG-1JR」が登場。G-SHOCKのバンドやベゼルの製造過程で出る廃棄樹脂を粉砕加工、それを練り込んだ樹脂をベゼルやバンドに採用している。ベースカラーのマットブラックに、G-SHOCKの定番色レッドとイエローの廃棄樹脂を練り込み、個性的なデザインと環境負荷低減を両立した。
ベースモデルは「G-5600」。蛍光灯のわずかな光でも発電するタフソーラーや、省電力で時刻を確認できるLEDライトなど、ベースモデルと同様のエコ性能で内外ともに地球環境へ配慮したモデルとなっている。価格は19,800円。
Multi Fluorescent color シリーズ
「fluorescent」とは、電気などが通ると明るい光を発する物質をいう。蛍光灯もfluorescentの一例だ。
Multi Fluorescent color シリーズは、マットブラックのベゼルとバンドに、ヴァーチャルな世界をイメージした蛍光ブルー、ピンク、イエローを時分針や時字、文字板の表記に採用。ファッションシーンでも幅広く活用できるデザインに仕上げた。
ベースモデルはビッグケースから「GA-100」「GA-110」「GA-700」、8角形ベゼルのBluetoothソーラー「GA-B2100」、そしてデジタルビッグケースのタフソーラーモデル「GX-56」。
各モデルの機能や性能はベースモデルと同様。価格は「GA-100MF-1AJF」が17,050円、「GA-110MF-1AJF」が18,700円、「GA-700MF-1AJF」が17,050円、「GA-B2100MF-1AJF」が23,100円、「GX-56MF-1JF」が23,100円。