銚子電気鉄道は、新車両22000形「シニアモーターカー」の営業運転を3月29日から開始すると発表した。22000形は南海電気鉄道から譲受した2200系(「モハ2202」「モハ2252」)を改造した車両。「クハ22007」「デハ22008」の2両編成で運行される。
22000形の運転時刻は仲ノ街駅6時53分発・外川駅7時13分着、外川駅7時16分発・銚子駅7時35分着、銚子駅7時42分発・外川駅8時4分着、外川駅8時10分発・銚子駅8時29分着とされ、朝の時間帯に2往復運転予定。3月29・31日に運転し、3月30日は運転しない。4月1日以降も同時刻で運転予定だが、運転日は「お知らせできませんので、あらかじめご了承ください」とのこと。
営業運転に先立ち、3月9日に仲ノ町駅で「なんかいいちょうしに! 出発セレモニー」を開催。銚子電気鉄道代表取締役社長の竹本勝紀氏、南海電気鉄道取締役常務執行役員鉄道事業本部長の梶谷知志氏、京王重機整備代表取締役社長の寺田雄一郎氏が出席した。
銚子電鉄の新車両(中古車)導入は約8年ぶり、中古のさらに中古ではない車両としては、約30年ぶりの導入となる。22000形は銚子電鉄の新たなフラッグシップトレインとして、愛される車両をめざし、末永く運行していくとのこと。なお、2010年から就役していた銚子電鉄2000形(「デハ2001」「クハ2501」)は3月15日をもって退役した。