女優の奈緒ととんねるずの木梨憲武がW主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『春になったら』最終回がきょう25日に放送され、このほど、キャスト12人のクランクアップコメントが公開された。
■『春になったら』最終回では「結婚式」と「旅立ちの式」描かれる
今作は、『HERO』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)など、数々のヒット作を世に送り出した福田靖氏によるオリジナル作品で、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳(奈緒)と“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦(木梨)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いてきた。最終回では、瞳と一馬(濱田岳)が心をこめて作り上げた一世一代の結婚式と、瞳が愛する父・雅彦木梨憲武にサプライズで用意した「旅立ちの式」が行われた。
そんな笑顔と幸せあふれる式の場面写真が一挙公開された。最終回は現在TVerで配信されている。奈緒・木梨のクランクアップコメントはすでに公開されているが、2人を囲む出演者12人のコメントがこのほど公開された。
■深澤辰哉
本当にステキな作品に、そして、本当にステキなキャスト・スタッフの皆さんに出会えたことがすごくうれしかったです。普段バラエティばかりで、ドラマに出る機会があまりなかったので、こんなステキなドラマに今後出会えるのかなっていうくらい最高の場所でした。改めて、お芝居は難しいなと思いつつ、それ以上に楽しくて。これからもどんどんお芝居をやっていきたいなと思えた作品です。
■見上愛
撮影の最中に“いいドラマだね”と言ってもらえるのがすごい幸せでしたし、“いいドラマですよね”って何の迷いもなく返せることもすごく幸せでした。ドラマを見て下さっている人から“現場の雰囲気いいでしょ?”と聞かれて、理由を聞いたら、“雰囲気の良さが画に出てる”と言われ、やっぱり伝わるんだなと思いました。そんな雰囲気を作ってくださった奈緒さん、木梨さんをはじめ、キャスト・スタッフ全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
■西垣匠
僕が演じた黒沢くんは、限られた皆さんとしか接することなく旅立ちの式の日を迎えたのですが、どんな時でもキャストの皆さん・スタッフの皆さんがあたたかく迎え入れてくれて、本当にうれしかったです。こんなステキな経験をさせていただけて幸せでした。
■影山優佳
私はお芝居の経験も少なくて、足を引っ張ってしまってばかりだった中で、皆さんから心で表現することをたくさん教えていただきました。そんな温かくて優しい皆さんが、これからも幸せいっぱいで過ごされることを祈っておりますし、またいつか皆さんとご一緒できるように、もっと大きくて深い人間になるために精進していきたいと思います。
■葵揚
本当に、本当に楽しかったです。現場では、どこに行っても常に笑いがあって、たくさんの笑顔があって、常においしい食べ物があって(笑)。優しいスタッフがいて、本当に皆さんに助けられました。またご一緒できることを楽しみにしています。
■石塚陸翔
朝、現場に入るとみんながいつも“龍ちゃん”と話しかけてくれて、とてもうれしかったです。みんなが優しくて、ずっと撮影終わりたくないなと思っていました。撮影中はもちろん、待ち時間など撮影していない間もみんなが笑顔で、すごくすごく楽しかったです。
■矢柴俊博
本当に楽しい現場でした。旅立ちの式の撮影日、皆さんの前でマジックを披露する時の空気ほど辛いものはなかったのですが(笑)。それ以外は本気で楽しくて、楽しくて。主に木梨さんとの撮影シーンが多かったのですが、撮影が始まる前は木梨さんとご一緒できるのが夢のようだなと思っていましたけど、撮影している最中もやっぱり夢のようでした。
■光石研
皆さんのお仲間に入れていただき、本当に感謝しております。憧れの木梨さんと、初めてたくさん関わらせていただいて、撮影現場が本当に楽しかったです。こんなに、はしゃいだ僕も珍しいと思いますし、こんなツッコまれた僕も珍しいと思います!
■橋本マナミ
毎話毎話、一視聴者としても見させていただいていたのですが、本当に温かくて、切なくて、映像もすごくきれいで、こんなにも心温まる作品に参加させていただけたこと、すごく幸せでした。また皆さんとご一緒できるように頑張りたいと思います。
■筒井真理子
これまでいろいろな作品をやってきましたが、作品は人だなと思いました。『春になったら』の皆さんは、奈緒ちゃん、木梨さんはもちろん、スタッフの皆さんも含めて、宝物に出会ったような気持ちです。撮影が終わるのは、夢から覚めちゃうな、寂しいな、と感じます。まきのドレッドヘアと別れるのも寂しくて、またぜひ『春になったら』の皆で作品を作りたいです。
■小林聡美
キャストの皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。皆さんのクランクアップのごあいさつにも、現場の素晴らしさがあらわれていたなと感じています。こんなに素晴らしい現場はなかなかないと思うので、貴重で、本当に楽しい経験でした。またどこかでお会いできますよう私も頑張ります。
■濱田岳
朝会うだけで無条件に元気をくれる太陽のような親子がいて、その元で作品作りに愛を持ってのぞむスタッフの方々がいて、そんな奇跡のような光景の中で、もう一生懸命やるしかないという思いでした。それは全然楽なことじゃないんですけど、でもすごく楽しくて、一生懸命やることの大事さ・幸せさを今一度思い出させていただきました。こんなに長くお父さん役をやったことがなくて、ふがいない父親ではありましたけど、皆さんのおかげで一生懸命やる姿はお見せできたのかなと思います。本当に幸せでした。
【編集部MEMO】第11話(最終回)あらすじ
3月25日。瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)の結婚式当日、椎名家には朝からまき(筒井真理子)と阿波野(光石研)がやって来て、雅彦が新婦の父として瞳の隣に立てるよう、万全のサポート体制を整える。そんななか、瞳はなぜか雅彦の目をかいくぐるようにして、一足先に式の会場へ。慌ただしく出て行く瞳に、雅彦は一抹の寂しさを覚えながらも、妻・佳乃(森カンナ)の写真に「行ってくるからな」と伝え、まきと阿波野に支えられながら家の外へ。その後、雅彦が目にしたのは――。瞳から愛する父へ贈る最後のプレゼント。瞳と一馬が心をこめて作り上げた一世一代の結婚式の行方は果たして。父と娘、そしてその周囲を囲む全員でかけぬけた、笑顔と涙が凝縮された、かけがえのない3カ月。“春になったら”、この親子は、一同はどんな日常を過ごしているのだろうか。