リクルートが運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」は3月21日、「JR山手線 中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2024年版」を発表した。2023年7月~12月、SUUMOに掲載されているJR山手線沿線の駅を対象に、掲載された中古マンション価格から中央値を算出してランキング化した。
今回は、専有面積20平米以上~50平米未満の「シングル向け」と、専有面積50平米以上~80平米未満の「カップル・ファミリー向け」に分けてランキングにした。
「シングル向け」中古マンションの価格相場が最も安かったのは、「西日暮里駅」(価格相場3,770万円)だった。2位は「日暮里駅」(同 3,790万円)となっている。両駅間の距離はJR山手線で最も短くわずか500mほどで、価格相場もあまり変わらない。3位は「巣鴨駅」(同 3,880万円)、4位は「田端駅」(同 3,905万円)、5位は「鶯谷駅」(同 4,045万円)だった。
「カップル・ファミリー向け」中古マンションの1位は、山手線以外にJR京浜東北線が通る「田端駅」(同 5,740万円)だった。同駅は、「シングル向け」1位の西日暮里駅から1駅目で、歩いても約15分ほどの距離にある。2位は「シングル向け」で1位だった「西日暮里駅」(同 5,798万5,000円)、3位は「鶯谷駅」(同 6,230万円)、4位は「上野駅」(同 6,480万円)、5位は「日暮里駅」(同 6,680万円)だった。
トップ10の駅は、環状に走るJR山手線の北側半分に位置する新大久保駅~秋葉原駅間の14駅に集中している。