本田技研工業は3月21日、「クルマの専門用語」に関する調査結果を発表した。調査は2月2日~3日 、全国の20~60代の運転免許保有男女1,000人を対象にインターネットで行われた。
調査によると、クルマの専門用語やパーツ・部位の名前について「わからないものがある」という免許保有者は約85%。また、自家用車を所有する775人に、「購入予定のクルマの機能やスペックを理解しないままクルマを購入したことがありますか?」と聞くと、58.3%が「ある」と回答した。
クルマに関する専門用語のうち、知ってはいるが内容や意味が説明できない用語を教えてもらったところ、「ハイブリッド車」(29.5%)、「トランスミッション」(27.2%)、「排気量」(26.4%)が上位に。クルマのパーツや部位については、半数以上(56.8%)が「知ってはいるが内容や意味を説明できないパーツや部位がある」と答えており、多い順に「サスペンション」(22.8%)、「クラッチ」(19.2%)、「ステアリング」(17.0%)の順となった。
最後に、「実は理解できていないクルマ特有の表現や単位など」について具体的に聞いたところ、「EVやハイブリッド」「ボディタイプやグレードを分ける基準」「馬力や最高出力」「“燃費が良い”とは?」など、当たり前のように使われている言葉が多数あがった。