お笑い芸人のバカリズム原案・脚本のショート・ショートドラマ『ノンレムの窓』の第6弾(日本テレビ系、31日22:30~)では、遠藤憲一&本郷奏多と松雪泰子が主演を務める。

  • (左から)遠藤憲一、本郷奏多、松雪泰子

バカリズム脚本で、遠藤と本郷が主演するのは『有終の美』。定年も間近に迫ったベテラン刑事・塩原(遠藤)が執念の末にやっとの思いでつかんだ容疑者・黒田(本郷)の尻尾。犯人逮捕のために動き出すも、黒田が自ら出頭しようとする思いがけない事態に。さらに、黒田の友人・佐伯(栁俊太郎)も現れ、予想外の展開に…。

倉光泰子氏の脚本で、松雪が主演するのは『PTA』。小学生の子どもがいる関本朝子(松雪)は、小学校のPTAの役員決めを巡って画策するが、親同士の攻防に巻き込まれ引き受けるハメに。その因縁の相手が、長年PTA役員を逃れ続けた三井由奈(若月佑美)。しかし、関本の転勤に伴い、三井と同じくPTA役員の座を逃れてきた澤田真由美(朝夏まなと)が、役員の座を巡って熱いバトルを繰り広げる。だが、クセのあるPTA本部の田中会長(鹿賀丈史)が現れ、予期せぬ展開に…。

コメントは、以下の通り。

■遠藤憲一

バカリズムさんのことは天才だと思っているので、バカリズムさんの作品は台本を読む前からとても楽しみでした。台本を読んで笑えるという作品はそんなに多くはないと思うんですが、案の定、今回の作品も読んだ途端に笑ってしまう面白い作品でした。その分、原形が面白いものをかたちにする、演じるのは難しく、同じようなシーンが繰り返されるシーンは覚えるのが大変でした。本郷(奏多)くんは爽やかなのにどこか癖のある表現をしていて面白かったです。撮影は、大変でしたが、ものづくりの楽しさに満ち溢れた現場だったので、編集がどう仕上がるかがとても楽しみです。
「ノンレムの窓」を毎回楽しみにされている方、今回も絶対に面白い作品になっていると思います。ぜひご覧ください!

■本郷奏多

バカリズムさんの脚本がとても面白く笑いながら台本を読ませていただきました。
お話の内容はコミカルで面白いんですが、お芝居自体は真面目に演じた方が面白くなると思ったので、真剣に演じました。遠藤(憲一)さんはベテランで面白い表現方法をたくさん持っていらっしゃる方なので、素晴らしいなと思いながら共演させていただきました。リハーサルのときから面白くて、何度も笑ってしまいましたが、温かい空気で本番も出来ました。
何も考えずともクスっと笑えるような面白い素敵な作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

■松雪泰子

ちょうど「ノンレムの窓」シリーズを見返していて、バカリズムさんの作品の世界観・リズムがとても好きで出演したいと思っていたので、今回、出演のオファーをいただいてとても嬉しかったです。
今回、私が演じる倉光泰子さん脚本の「PTA」という作品も独特なユーモアがあって、すごく面白い脚本だと思います。ドラマの中盤でのお母さん同士のバトルや田中会長(鹿賀丈史)が登場されるシーンはとてもインパクトがあり印象に残っています。みなさんに馴染みのあるPTAの役職をめぐる保護者たちの熱い戦いと予想外の結果が待ち受けるコメディーです。PTA役員の関本を演じる私と若月(佑美)さん演じる保護者の攻防や鹿賀(丈史)さん演じる少し変わったPTA会長の謎をお楽しみください。

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