日本テレビ系ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜22:30~)に出演する門脇麦と永瀬廉がこのほど、クランクアップを迎えた。最終回は、24日に放送される。
最後のカットを終えた門脇は、監督から花束を受け取って感極まり、涙。「こんなに3カ月間をあっという間に感じるのは初めてだったんじゃないかというくらい、あっという間でした。寂しいですけど、家に帰ってもうセリフを覚えなくていいんだと思うと、気が休まります(笑)」と、化学の知識を駆使して料理を説明する、ありす役ならではの長ゼリフをやり遂げた約3カ月間の撮影を振り返った。
さらに、撮影を通じて、ありすというキャラクターへの愛情を深めた門脇は「ありすが愛される女の子になればいいなという思いを持ち続けて挑みました。私自身も『ありす、かわいいな』と、ずっと思っていました。皆さんがありすを愛してくださって、ありすをかわいくしてくださいました。感謝の言葉しかないです。私自身、ありすのまっすぐさ、ひたむきさに救われる瞬間がたくさんありました。きっと今後も、観てくださる方の中から、ありすのまっすぐさや、ありすを囲む人々の優しさに救われる方がたくさん現れるような作品になったんじゃないかと思います」と語った。
同時にクランクアップを迎えた永瀬は、拍手に包まれ「3カ月間お疲れさまでした。いろいろ抱えている倖生でしたが、それとしっかり向き合って、苦しい中でも、ありすのチャーミングなところ、頑張っているところに勇気付けられながら楽しく演じることができました」と、重い過去を背負った役柄を演じ切った思いを語った。
続いて、撮影の合間に、劇中に登場した料理はほとんど食べたという永瀬が「皆さん気になっていると思いますけど…スタジオの裏で食べたおいしかったものトップ3を発表します!」と発表。現場の一同が一層盛り上がる中、「第3位、レバニラ炒め。第2位、担々麺。第1位…角煮! 角煮は手間ひまかけてしっかり作ってくださっていて、すごくおいしかったです。身も心もおなかいっぱいになった現場でした」と、最後まで現場を沸かせた。
また、撮影を振り返って印象的なシーンとして、落ち込んだ倖生が無理に元気を出してテンション高く振る舞うという第8話のシーンを挙げ、「あそこは、結構体力を使いました。普段の倖生とも違うし、僕自身が酔っぱらっても出ないくらいのテンションでした(笑)。そういう意味では、新しい自分を知ることができたと思います!」と語った。
(C)日テレ