突然ですが、まずはこちらの写真をご覧ください。
お分かりいただけたでしょうか?
(@arakichi1969より引用)
「お分かりいただけたでしょうか? 」という言葉とともに添えられたビルの写真。少なくとも4階建て以上の建物であることが見て取れますが、何か強烈な違和感が……。さて、みなさんはお分かりなりましたでしょうか?
そうです。写真をよ〜く見てみると……えっ? ベランダに何やらとても大きな一円玉が置いてあります。こんな巨大な一円玉、誰がどうやって作ったのでしょうか? 一体、何の目的で?
……と頭の中が混乱してしまいますが、実はこれ、なんと一円玉は本物の一円玉で、ビルの方がジオラマの小さなビルだったのです!!
一円玉があっても気づくのに時間がかかるほどビルの作り込みは精巧で、そのあまりのリアルさには驚くほかありません。
写真の投稿主はジオラマ作家で『駄菓子屋の[超リアル]ジオラマ』『作る! 超リアルなジオラマ』『凄い! ジオラマ[改]』などの著書を持つ「情景師アラーキー(@arakichi1969)」さん。
プロの圧倒的な技術をわかりやすく示したこの作品は大反響となり、5.3万件のいいねを獲得(3月22日時点)。「こんなに巨大な一円玉を、どうやってバルコニーに搬入したのか、気になって夜眠れませんでした。」「よく見たら部屋の中に畳の間があったりカーテンもちゃんとあって生活感が漂う恐ろしい画像です 笑」「凄い。一瞬目を疑う」「嘘でしょ…1/80なんて信じません」「なんだろ? って拡大しながら見てて、1円見つけた時の衝撃wwww」「こんな巨大1円玉なんこれ!? 思ったら逆で1円玉は普通の大きさで建物が小さかったww」など、数々のコメントも寄せられました。
制作者の情景師アラーキーさんに、制作時にこだわったポイントについてお聞きすると「プロの仕事としてリアルにみえるように正確に設計して丁寧に組み立てました」と回答してくださいました。情景師アラーキーさんの技術力や創造力の高さに脱帽ですね♪
お分かりいただけたでしょうか? pic.twitter.com/nqiXTxHdw2
— 情景師アラーキー (@arakichi1969) March 12, 2024