NTTドコモは3月21日、第3世代通信方式(3G)の「FOMA」および「iモード」のサービス終了についての特設ページを公開し、2026年3月31日をもって「FOMA」「iモード」のサービスを終了することをアナウンスした。

  • 特設ページのメッセージ

    特設ページのメッセージ

FOMAは2001年10月、iモードは1999年2月にサービスを開始。近年は4G/5Gの普及により利用者が減少していることから、2026年3月31日をもってこれらのサービスを終了することが2019年10月に発表されていた。今回の特設ページの後悔は、サービス終了に向けてFOMA/iモードのユーザーのスムーズな移行のための措置となる。

FOMA/iモードのサービス終了に伴い、FOMA契約の利用者が引き続きドコモのサービスを利用するには、4G/5G対応の料金プラン/機種/サービスへの変更が必要になる。また、4G対応であってもVoLTE非対応の機種では音声通話が利用できなくなるなどの制限が生じる。提供を終了する料金プランおよびサービス、FOMAサービス終了により利用できなくなる機種については、特設ページ内でリストが公開されている。

他キャリアでは、KDDI(au)が2022年3月31日をもって3Gサービスの提供を終了している。またソフトバンクは2024年1月31日の3Gサービス終了を予定していたが、令和6年能登半島地震の発生を受け、石川県在住者には7月31日まで、それ以外の地域では4月15日までサービス終了を延期している