テレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜23:30~)が16日に最終回を迎え、全話の見逃し配信合計再生数が3,000万回を突破した。
■『離婚しない男』見逃し配信が絶好調
大竹玲二氏による人気漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する今作は、妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、わずか1割と言われる父親の親権獲得を目指す男の姿を描くリコン・ブラックコメディ。今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏の地上波連ドラ最後の脚本作となっている。
ABEMA・TVerをはじめとする第1話の見逃し配信は、テレビ朝日歴代全番組で最速の、750万再生を突破(7,793,420再生 ビデオリサーチにて算出 期間1月21日-3月20日)。第2話は530万再生(5,360,312再生 期間1月28日-3月20日)、第3話は420万再生(4,255,159再生 期間2月4日-3月20日)、第4話は270万再生(2,742,224再生 期間2月11日-2月18日)、第5話は230万再生(2,315,444再生 期間2月18日-2月24日)、第6話は200万再生(2,161,835再生 期間2月25日-3月2日)、第7話は180万再生(1,815,600再生 期間3月3日-3月9日)、第8話は180万再生(1,877,224再生 期間3月10日-3月16日)を突破し、16日放送の最終回も、配信からわずか4日で180万再生に迫り(1,765,764再生 期間3月17日-3月20日)、合計は3,000万再生に到達した。TVerでも、全話すべてがランキング1位を獲得する快挙を成し遂げた。
最終回放送前に行われた囲み取材会で、不倫妻・岡谷綾香役に体当たりで挑んだ篠田麻里子が「一生懸命全力でぶつかる機会をいただけた作品なので、(大人になったら)娘にも胸を張って見せたいと思っています」と話していた今作。鈴木氏が「最後にトータル3000万回再生とか行けたら、いいニュースになると思っています」との思いが成就した結果となった。白濱亜嵐のサプライズゲスト出演でも話題を呼んだ最終回は、現在TVerで配信されている。
【編集部MEMO】最終回1時間スペシャル あらすじ
岡谷渉(伊藤淳史)と妻・綾香(篠田麻里子)は、司馬マサト(小池徹平)と渉を裏切った探偵の三砂裕(佐藤大樹)によって、愛娘・心寧(磯村アメリ)を誘拐されてしまう。弁護士の財田トキ子(水野美紀)によると、マサトは渉に学生時代から積年の恨みを抱いているというが、その原因を渉は思い出せずにいた。やがて心寧がいる場所が裕から送られてきて、監禁されているであろう廃墟へと到着する渉と綾香。しかしそこにはマサトが仕掛けた爆弾があり、心寧がいる部屋のドアを開けた瞬間に爆発するよう設置されていて、マサトは爆発までのカウントダウンを開始する。心寧の安否はいかに。そして渉と綾香の、心寧の親権をめぐる争いの行方は。