日本テレビは21日、土曜22時枠の新ドラマとして、森本慎太郎(SixTONES)主演の『街並み照らすヤツら』を4月27日にスタートすると発表した。森本は、GP帯ドラマ単独初主演となる。

森本慎太郎(SixTONES)

『街並み照らすヤツら』は、高田亮氏と清水匡氏によるオリジナル脚本。さびれたシャッター商店街で経営ギリギリのケーキ屋を営む店主・竹野正義(森本)が、大切な店・家族を守るため、悪事に手を染めてしまうが、そこから予期せぬ展開が繰り広げられるストーリーだ。同局では「仲間のため、街のために巻き起こす、怒涛のヒューマンエンタテインメント」と予告している。

森本の演じる竹野正義のキャラクターは「シャッター商店街にある潰れかけのケーキ屋『恋の実』の店主。父母を早くに亡くし、妻の彩と2人で両親から受け継いだケーキ屋を営んでいる。子供の頃から父親が作るケーキと店のことが大好きで、店を継ぐのが将来の夢だった。情に厚く優しいが、人に流されがちな男」と説明されている。

この枠では当初、小学館漫画原作のドラマを予定していたが、「『セクシー田中さん』の件を受け、総合的に判断した結果で、企画を変えるというところに至っております。小学館と話し合いを持ち、今回制作を見送ることになった」(江成真二総合編成センター部長)という状況だった。4月改編では、土曜20時台に音楽番組、21時台と22時台にドラマを放送し、「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜」と銘打っているだけに、江成部長はこのキャンペーンに「何が何でも間に合わせます」と強調していた。

【編集部MEMO】
森本慎太郎は、23年4月期にGP帯で放送されたドラマ『だが、情熱はある』でも主演を務めたが、高橋海人(King & Prince)とのW主演だった。今作のプロデューサーである藤森真実氏は、1月期の『となりのナースエイド』から2クール連続で連ドラを担当する。