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3月29日に開幕を迎える2024年シーズンのプロ野球。オープン戦では熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、スターティングメンバ―の陣容も見えてきている。そこで今回から、12球団の開幕スタメン予想をしていきたい。今回は、セントラル・リーグの広島東洋カープ編。
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投手:九里亜蓮
開幕投手に指名されたのは、プロ11年目で初の大役を任された九里亜蓮。昨季は8勝8敗の成績だったが、防御率は2.53と安定したピッチングを披露した。2021年以来の2桁勝利を目指し、 開幕戦で勢いをつけたいところだ。
先発の軸として期待される森下暢仁や床田寛樹に加えて、新加入のトーマス・ハッチも開幕ローテーション入りが濃厚となっている。また、昨季に右肘を手術した大瀬良大地も、順調な回復を見せている状況だ。
残りの1枠を、今季から先発再転向となったアドゥワ誠、実績十分の野村祐輔、2021年ドラフト1位入団の黒原拓未などで争うことが予想される。
捕手:坂倉将吾
開幕マスクは、侍ジャパンの一員として欧州代表戦にも出場した坂倉将吾が濃厚だろう。
昨季から再び捕手に専念し、102試合でスタメンマスクを被るなど、扇の要として存在感を発揮。持ち味の打撃でも3年連続で2桁本塁打を記録しており、今季も攻守でさらなるレベルアップが期待される。
基本的には會澤翼との併用が予想される捕手陣だが、石原貴規や磯村嘉孝など、虎視眈々と出場機会を狙う選手もいる。第3捕手の争いにも注目だ。
内野手
一塁手:ジェイク・シャイナー
二塁手:菊池涼介
三塁手:マット・レイノルズ
遊撃手:小園海斗
内野手は、二塁・菊池涼介、遊撃・小園海斗のスタメン起用は固いだろう。重要なセンターラインをしっかりと守り、間違いなく攻守に渡って貢献するだろう。
残る一塁と三塁のポジションは、決め手に欠ける印象を受ける。
基本はジェイク・シャイナー、マット・レイノルズの両外国人選手の起用が予想されるが、ここまでのオープン戦では苦しい数字に。開幕までに実力を発揮し、スタメン定着を果たすことが出来るだろうか。
もちろん実戦経験が豊富な田中広輔や堂林翔太なども黙っていない。内野陣の働きぶりが、チーム成績に大きく影響すると言えるだろう。
外野手
左翼手:秋山翔吾
中堅手:野間峻祥
右翼手:田村俊介
外野手は、経験豊富な選手から若手まで、幅広く検討したうえで予想した。秋山翔吾は、昨シーズンまで中堅での出場がほとんどだったが、今季はオープン戦で左翼を守る試合もある。
秋山の左翼起用に伴い、中堅は昨シーズン規定未満ながら打率.286と打撃でも存在感を示した野間峻祥を予想した。
右翼のポジションは、本来なら末包昇大が最有力候補だったが、2月上旬に左膝内側半月板損傷と診断され、開幕スタメンは絶望的に。そういった状況でアピールを続けているのが、高卒3年目の田村俊介だ。
3月に行われた欧州代表との強化試合では、侍ジャパン日本代表メンバーにも選出。若き侍戦士はオープン戦でも猛アピ―ルを続け、開幕スタメンへ向け順調に歩みを進めている。
このほか、宇草孔基や中村健人といったメンバーの活躍にも期待したい。
広島の開幕オーダー(打順)予想
1番(二)菊池涼介
2番(右)田村俊介
3番(遊)小園海斗
4番(一)ジェイク・シャイナー
5番(三)マット・レイノルズ
6番(左)秋山翔吾
7番(捕)坂倉将吾
8番(中)野間峻祥
9番(投)九里亜蓮
広島のオーダーは、1番から3番でチャンスを作り、4番・5番で返す形を理想とする布陣か。
坂倉と秋山は打順が逆になることも考えられるが、守備面での負担を考慮しこの打順とした。
広島は敵地、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズと開幕戦を戦う 。新井監督2年目の初戦はどういった展開になるだろうか。
【了】