今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主力級(4)阪神の要も“正念場”か

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 プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主力級の選手を紹介したい。

 

 

梅野隆太郎(阪神タイガース)


・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/79kg
・生年月日:1991年6月17日
・経歴:福岡工大城東高 - 福岡大
・ドラフト:2013年ドラフト4位

 
 阪神タイガースの正捕手を務めてきた梅野隆太郎。今シーズンも開幕前に離脱を強いられている。
 
 福岡大では1年春から全試合に出場し、6季連続でベストナインを獲得。”打てる捕手”として評価を上げ、2013年ドラフト4位で阪神に入団した。
 
 ルーキーイヤーから開幕一軍を勝ち取ると、同年は92試合に出場。打率こそ.197だったが、7本塁打、21打点と期待が高まる成績を収めた。
 

 
 その後は伸び悩む時期もあったが、2018年には132試合に出場し、打率.259、8本塁打、47打点をマーク。初の個人タイトルとなるゴールデングラブ賞に輝いた。
 
 同年から3年連続でゴールデングラブ賞を戴冠。不動のレギュラー捕手としてチームを支えていたが、2021年以降は打撃面で苦しむシーズンが続いた。
 
 2023年8月には死球を受けた際に左手首を骨折。チームは悲願の日本一を達成したが、梅野にとっては悔しい1年となった。
 
 鬱憤を晴らしたい今季だが、春季キャンプ中に右肩の肉離れを発症。2年連続日本一を果たすためにも、梅野の復帰が待たれている。



 


 
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