味の素は3月18日、「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2月16日~18日、15歳~29歳の男女1,132名を対象に、インターネットで実施した。
食事中に相手にスマホを使用された経験はあるか尋ねたところ、76.8%が「はい」と答えた。
食事中に相手にスマホを使用された経験がある人に、不快に感じたか尋ねると、65.1%が「不快に感じた」と答えた。その理由を聞くと「相手が話を聞いてないと思ったから」「自分よりも優先されていると感じたから」などが多い。誰といるときに強く不快と感じるか聞くと、「友人・知人」(41.0%)が最も多く、「家族」(35.0%)、「恋人・パートナー」(17.0%)と続いた。
食事中に自分自身がスマホを触った経験があるか尋ねたところ、70.4%が「はい」と答えた。自分自身が食事中にスマホを触った経験があると答えた人に、「相手が不満に思っているかもしれない」と感じたことはあるか聞くと、71.9%が「そう感じる」「ややそう感じる」と答えている。
食事中にスマホを触った経験があると答えた人に、相手に食事中のスマホ使用を注意されたことはあるか尋ねると、49.8%が「はい」と答えた。実際に注意された場合に、どう思ったか聞くと、75.1%が「不快に感じた」「少し不快に感じた」と答えた。
食事中に相手のスマホ使用を注意したことがないと回答した人に理由を尋ねると、「不満を言うほどのものでもないと思ったから」(59.7%)が最も多く、「食事中の雰囲気を壊したくないから」(23.1%)、「自分がした経験があり注意しづらいと感じたから」(16.3%)と続いた。