お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が、きょう19日に放送されるカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『火曜は全力! 華大さんと千鳥くん』(毎週火曜22:00~)に初出演する。
■木梨憲武、『華大さんと千鳥くん』初登場
オープニングから笑いを仕掛けてくる木梨に、初共演の千鳥は「うわーほんものや」と感激。大悟は「とんねるずやなあ、今の」と感慨深げな表情を浮かべる。博多華丸・大吉は、とんねるずの番組コーナー“細かすぎて伝わらないモノマネ選手権”が華丸ブレイクのきっかけだったこともあり、「生みの親」と木梨に感謝。かまいたちは、濱家隆一が山内健司に「さすがにノリさんにはいくなよ」といつもの暴言を牽制するも、山内はお構いなしに、お笑い界のレジェンド・木梨に嫌みな一言を言い放つ。
最初のランキングは、30代の既婚男性30人が選ぶ“結婚相手のお父さんだったら嫌なのは誰? ランキング”。20代の娘がいる木梨は「まだ彼氏が家に来たことはない」と明かし、その場面を想像して「えー……」と動揺、黙り込む。予想では全員が山内を1位にする中、山内だけが木梨を1位と予想し「ただただ無茶苦茶な人」と言い出すと、木梨は「それは(石橋)貴明だけじゃないかなあ」とやんわり反論。また、山内のある言葉には、「(安田)成美さんと同じこと言う」と思わず笑ってしまう。
“実演販売に引き込まれたのは誰? ランキング”では、全員にドッキリを敢行。芸人たちをいきなり30人の客前に連れ出し、事前にニセ企画の撮影用と伝えて用意してもらった私物を使って実演販売をしてもらい、そのプレゼン能力をランク付けする。華丸は、偶然にも実演販売にピッタリな私物を持ってきており、「向いてるかも」と軽快な口調で観客の心をわしづかみ。ノブは女性が喜びそうな美容器具にもかかわらず、うまい言葉が出てこずオロオロしっぱなし。木梨が持参した私物は、木梨ならではの“アレ”。ドラマで実演販売士役を演じているだけに見事な話術を披露するかと思いきや、反則技で会場を盛り上げる。果たして木梨とメンバーは協力して賞金をゲットできるのか。
■木梨憲武 コメント
――収録を終えての感想を教えてください。
番組に、そしてあの6名になじむのに、とにかく必死でした。どこまで出せばいいのか。 一人だけよりおじさんだから、声を張るようにしました(笑)。
――千鳥さんとは、初対面・初共演でしたが、いかがでしたか?
テレビで見たままの人たちでした。うれしかったです。大悟くんに関しては、「それいらんのちゃう?」とかのワードがもっと来ると思ってたら一つもなかったですね。そして、かまいたち・山内くんの遠慮なく“噛みつきに行く”技術。その中で、本音を混ぜていく技術っていうのは横にいて面白かったですね。
――博多華丸・大吉さんの印象は?
あの二人は、どの番組にいても穏やかで、強く来ないから(笑)。強く来ない素敵な二人組なので、あの二人だけだと、逆に強めに入っていっちゃうんですよね。強く入ったところを、「いやいやいや憲武さん」ってゆっくり止めてくれるから、ありがたいです。
――番組の視聴者のみなさまに見どころをお願いします。
華大・千鳥・かまいたち、彼らよりちょっと上の年代が来た時の、6人それぞれの素敵な技術をご覧ください。何かが起きても、役割分担でまわしていく。プロであり、エースでテレビ番組にたくさん出ている方たち全員が持っている“技術”というのを、これから頑張ろうとしている、若手の芸人たちも、参考になると思います。『スポーツ王』という番組をやっていて、上の世代のスポーツ選手が来た時、その場にいるみんながプロの技術を出してくるんですよ。本当の競技の技術ではあるけれども、それと同じように感じました。
収録が、楽しくて楽しくて。だから大至急、他の企画でも『華大千鳥』にでられないか、今スケジュールを見ながら企んでます。突然やってきて止められたら帰るっていうね(笑)。『みなさんのおかげです』っていう番組のIKKOさんとか錦野旦さんの技術を……あ、もういいわごめんなさい。
■千鳥(ノブ・大悟)コメント
――今回、木梨さんが番組初登場でしたが、収録を終えてみていかがでしたか?
ノブ:千鳥としては、初めて木梨さんにお会いして、やっぱり実在したんだと、うれしかったですね。「誰に会いたいですか?」っていうアンケートで、2人とも憧れていたお笑い芸人さんに、木梨さんのお名前を出してました。これまでなかなかお会いできてなかったので、うれしかったですね。そして優しかった。夢のようでした。
大悟:本当に、子供の頃に抱いた感情を思い出させてくれたといいますか、「あー、そういえばテレビであんなのがしたくて、ワシは芸人になったんだな」みたいなものを目の前で見られて感動でした。
――今回お会いする前と後で、木梨さんの印象は変わりましたか?
ノブ:本当に粋で、オシャレで、どのシーン、どのメディアを見ても絶対タダじゃ帰らない人だなという印象だったんですけど、まさにその通りでした。先輩ですけど、一番暴れまわって、最後もかっこいい去り方で。それはファンも業界人の人もスタッフも共演者も惚れるわなと思いました。
大悟:本当に、「かっこいい、遊び人、自由人」っていうイメージでしたが、まさにその通りの人だったっていう感じですね。
――最後に、視聴者の皆さんに見どころやメッセージをお願いします!
ノブ:ちょっとどこが、オンエアされるか分からないんですけど(笑)。本当におもろかったです。ちょっとネタバレになっちゃいますけど、とんねるずさんの“オハコ”のセット破壊、共演者●●(笑)とか。僕、まだ肩甲骨痛いんですけど(笑)。光栄です。これは必見ですね。
大悟:やっぱりセット破壊も、ただ壊すじゃなくて、ちゃんとした理由やボケというのがあって、そこをそうするんだ……とか感じましたね。共演者に対しても、とんねるずさんって、いつも確かにそうだったなと。普通イジらん方をイジったり。あれはやっぱり僕らも好きなので、とんねるずさんの“その感じ”をワシらは真似してたいなと思いましたね。
【編集部MEMO】
とんねるずの木梨憲武は、現在放送中のドラマ『春になったら』(毎週月曜22:00~)で女優の奈緒とW主演を務めている。今作は、『HERO』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)など、数々のヒット作を世に送り出した福田靖氏によるオリジナル作品で、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳(奈緒)と“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦(木梨)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描く。来週25日に最終回を迎える。