アイムと第一三共ヘルスケアが展開する「リゲイン」は3月15日、「令和の中高年意識調査」の結果を発表した。同調査は2023年11月22日~27日、全国の20~60代の男女2,000人を対象に、インターネットで実施した。
35歳~64歳の中高年層に、これから先の意欲について聞くと、88.5%が「意欲がある」と答えた。その意欲は以前と比べてどう変化したか尋ねると、8割以上が「強くなった」「変わらない」と回答している。67.1%は「もう少し元気があればやりたいことに挑戦できると思う」、73.9%が「もう少し心の余裕があればやりたいことに挑戦できると思う」と答えている。
元気な中高年層はどんなイメージか具体的に答えてもらったところ、「仕事はもちろん私生活も充実しており、常に前向きでポジティブ」(男性20代)、「精神的にも経済的にも安定」(女性30代)、「見た目も中身も若々しく年齢不詳」(男性30代)などの意見が寄せられた。
リゲインでは、「年を重ねても必要なケアや補給をして、仕事だけではなく趣味やスポーツなどやりたいことに夢中になって、前向きに人生を楽しんでいる中高年の方」を、「全力ミドル」と命名している。中高年層に全力ミドルについてどう思うか聞くと、61.3%が「憧れる」、60.0%が「尊敬できる」と答えた。しかし、自分が全力ミドルに該当すると思うかと聞くと、「該当する」は36.6%にとどまった。
「全力ミドル」を自認する人と、そうでない一般層(非全力ミドル)を比較し、カラダとココロのセルフケアを比較した。その結果、全力ミドルはセルフケア実践率が高く、趣味やスポーツを積極的に楽しみ、ポジティブで自己肯定感が高く、ストレスを上手に発散できる傾向があることがわかった。
全力ミドルに、日常生活でセルフケアする理由を聞くと、約8割が「いつまでも元気でいるため」(79.9%)、「毎日を楽しむため」(79.4%)と答えた。66.4%は「やりたいことをやるため」と答えている。この結果を全力ミドルと一般層とで比較すると、いずれも全力ミドルの方がスコアが高かった。
これからの社会における中高年層への期待を尋ねると、69.0%が「頑張りが必要」と回答した。69.3%が「中高年層が輝くことで日本はもっと元気になると思う」と答えている。