福岡ソフトバンクホークスの開幕スタメン予想は? 2024年プロ野球開幕戦…

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 3月29日に開幕を迎える2024年シーズンのプロ野球。オープン戦では熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、スターティングメンバ―の陣容も見えてきている。そこで今回から、12球団の開幕スタメン予想をしていきたい。今回は、パシフィック・リーグの福岡ソフトバンクホークス編。

 

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投手:有原航平

 

 開幕投手に指名されたのは、有原航平。北海道日本ハムファイターズ在籍時代の2020年以来、4年ぶりの大役を務める。昨季チーム最多の10勝を挙げた右腕は、今季の開幕戦を白星で飾れるだろうか。

 

 

 その他、開幕ローテーションが当確しているのは、ホーム開幕戦の先発登板を明言されている和田毅、今季から先発転向のリバン・モイネロだ。

 

 また、大関友久と東浜巨も、ほぼ当確という状況である。

 

 残りの枠を石川柊太、カーター・スチュワート・ジュニア、さらには大津亮介、板東湧梧が争っている。

捕手:甲斐拓也

 

 2017年から毎シーズン100試合以上に出場している甲斐拓也は、開幕スタメン濃厚と言える状況だ。

 

 

 昨季の打撃面では、10本塁打を放ったものの、打率.202という成績に。今季は確実性を向上させたい。

 

 オープン戦では海野隆司、谷川原健太もスタメンマスクを被った。甲斐を脅かす存在として、引き続きアピールしていきたい。

内野手

一塁手:山川穂高

二塁手:牧原大成

三塁手:栗原陵矢

遊撃手:今宮健太

 

 注目は、埼玉西武ライオンズからFA加入した山川穂高だ

 

 すでに小久保裕紀監督からも4番起用を明言されており、オープン戦では好調を維持。新天地で復活を果たしたいところだ。

 

 

 昨季まで主に一塁を主戦場とした中村晃は、今季から外野や指名打者、代打などの起用となりそうだ。

 

 その他、二塁に牧原大成、三塁に栗原陵矢、遊撃に今宮健太という布陣を予想した。

 

 とはいえ、二塁は三森大貴、三塁は井上朋也、遊撃に川瀬晃なども控えており、最後の最後までアピール合戦が続くと見られる。

外野手

左翼手:近藤健介

中堅手:周東佑京

右翼手:柳田悠岐

 

 外野の布陣は昨季から大きく変わらず、近藤健介、周東佑京、柳田悠岐の3人が主力となってチームを牽引するだろう。

 

 昨季、三冠王に近い成績を残した近藤は、今季も打線の中心として期待大。

 

 

 周東は昨季36盗塁を記録したが、出塁率は.307と決して高くない数字に終わった。今季こそ「1番・中堅」に定着できれば、大きな戦力アップとなるだろう。

 

 そして、長きにわたってチームを支える柳田。リーグ制覇・日本一を果たすために、この男の打棒は不可欠だ。

 

 その他にもベテランの中村晃が控えており、さらには支配下登録を勝ち取った緒方理貢、川村友斗もアピールを続けている。

指名打者(DH):アダム・ウォーカー

 

 今季からソフトバンクの一員となったアダム・ウォーカー。指名打者での開幕スタメン起用が濃厚だ。

 

 

 2022年は読売ジャイアンツで23本のアーチを描いており、長打力はすでに証明済み。しかし、守備面での不安が露呈し、昨季は出場機会を減らした。

 

 今季からはパ・リーグでプレーすることになるため、基本はDHでの起用が多くなるだろう。打撃だけに集中となれば、30本塁打クリアも現実味を帯びてくるだろう。

ソフトバンクの開幕オーダー(打順)予想

 

 俊足の周東がリードオフマンとして君臨し、2番・近藤から5番・ウォーカーまでのラインアップは、12球団トップクラスの破壊力を誇る。

 

 

 下位打線の今宮、牧原らも、チャンスメイクに加えて走者を返す役割も期待できるため、乱打戦でも勝機がありそうだ。

 

 ソフトバンクの開幕戦は、3月29日。敵地・京セラドーム大阪でオリックス・バファローズと対戦する。