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3月29日に開幕を迎える2024年シーズンのプロ野球。オープン戦では熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、スターティングメンバ―の陣容も見えてきている。そこで今回から、12球団の開幕スタメン予想をしていきたい。今回は、セントラル・リーグの横浜DeNAベイスターズ編。
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投手：東克樹
DeNAの開幕投手は、東克樹に決定した。オープン戦の登板機会では、右手に打球が直撃して負傷降板。思わぬアクシデントに見舞われたが、離脱には至らなかったため、順当に2年ぶり2度目の開幕マウンドを任されそうだ。
2桁勝利2度の実績を持つ大貫晋一、昨オフに4年契約を結んだ石田健大に加え、新外国人のアンドレ・ジャクソンも開幕ローテーション入りは濃厚か。
また、昨季は不本意な成績に終わった濱口遥大、新戦力の中川颯もオープン戦で好投。2021年ドラフト1位の小園健太も名乗りを上げており、ローテーション争いは熾烈を極めている。
捕手：山本祐大
開幕マスクを被るのは、山本祐大が濃厚だろう。
昨季は東克樹の”相棒”として最優秀バッテリー賞を受賞。今月6、7日に開催された欧州代表との強化試合では、侍ジャパン日本代表に選出されるなど、順調な成長を見せている。
その他、オープン戦では強い存在感を放った高卒2年目の松尾汐恩、戸柱恭孝や伊藤光といったベテラン勢もライバルとなる存在だ。
内野手
一塁手：タイラー・オースティン
二塁手：牧秀悟
三塁手：宮崎敏郎
遊撃手：石上泰輝
強打者が揃う内野陣。ここ2年はけがに泣いたタイラー・オースティンだが、今季はオープン戦で2本塁打を放つなど復活の兆しを見せている。ネフタリ・ソト（現：ロッテ）が移籍したことも相まって、一塁手で開幕スタメンの可能性は高い。
二塁手の牧秀悟は体調不良を起こしていたが、今月12日に練習復帰。調整が間に合えば、今季も開幕スタメンは決定的だ。三塁手の宮崎敏郎に関しても、開幕スタメンの座は固い。
ポイントとなる遊撃手だが、オープン戦で大活躍中のドラフト4位ルーキー・石上泰輝を選んだ。熾烈な争いが続くポジションなだけに、好調な選手を起用してくると予想した。
ただ、プロ2年目の林琢真もオープン戦では結果を出しており、可能性は捨てきれない。その他にも京田陽太や、経験値の高い大和も、虎視眈々とチャンスを伺う。
外野手
左翼手：佐野恵太
中堅手：関根大気
右翼手：度会隆輝
候補者の多い外野手だが、唯一レギュラーの座が固いのは左翼の佐野恵太か。今季はオープン戦で好調を維持しており、開幕スタメンは確定といって良いだろう。
桑原将志が腰の張りで出遅れていることもあり、中堅には関根大気を予想した。昨季飛躍を果たした巧打者は、今季も結果を残せるか。
右翼にはドラフト1位ルーキー・度会隆輝が濃厚だろう。オープン戦では出場した全試合で同ポジジョンに就き、安打を量産するなど猛アピールを見せている。
その他、梶原昂希や勝又温史も好調を維持しているため、ライバルとなる存在だ
DeNAの開幕オーダー（打順）予想
DeNA打線は、セ・リーグ屈指の強力打線といっても過言ではない。
リードオフマンには、ドラフト1位ルーキー・度会を抜擢。オープン戦でも1番打者として、打線に勢いをもたらしている。
クリーンアップには昨季同様に佐野、牧、宮﨑を配置。その後ろにはオースティンが座ると予想したが、オープン戦では2番を打つことも多く、”超攻撃的”という意味では、2番起用の可能性も十分あり得る。
7番に配置した石上がオープン戦同様の打棒を発揮すれば、計り知れない攻撃力が生み出されるだろう。
DeNAの開幕戦は、3月29日。本拠地・横浜スタジアムで広島東洋カープと対戦する。
