JR東日本水戸支社は18日、水郡線の常陸大宮駅において、東西自由通路と新駅舎を整備する工事を3月下旬に着工すると発表した。新駅舎は2025年1月頃、自由通路は2026年春頃の供用開始を予定している。
常陸大宮市とJR東日本水戸支社は、「常陸大宮駅周辺整備計画」にもとづき、駅周辺地域の「魅力と活気あふれる快適なまちづくり」の実現をめざし、常陸大宮駅の東西自由通路と新駅舎整備に向けた計画を進めてきた。
西塩子地区で伝えられてきた「西塩子の回り舞台」をモチーフとした大きな屋根によって、東西自由通路と新駅舎が一体的な場として共存するとともに、地域発展のシンボルとなるデザインに。地域産材を活用し、地域の魅力と地域産材の良さを発信できる駅舎等をめざすとしている。
鉄道施設として、東口側に駅事務室と1番線ホーム改札口、西口側に2番線ホーム改札口を設置。都市施設として、東西自由通路(幅員約4.5m、延長約22m)のほか、東口駅前広場に15人乗りエレベーター1基、公衆トイレ・バリアフリートイレ、西口駅前広場に15人乗りエレベーター1基を設置する。