6月17日にWOWOWで放送&配信される『生中継! 第77回トニー賞授賞式』の番組ナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが18日、発表された。井上と宮澤は4回目の出演となる。
日本時間の6月17日にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される『第77回トニー賞授賞式』をWOWOWで生中継されることが決定。リンカーン・センター内にあり、ニューヨーク・シティ・バレエの本拠地であるデイヴィッド・H・コーク劇場で『トニー賞授賞式』が開催されるのは今回が初めてとなる。
WOWOWでは今回で10回目の生中継となる。4回目のタッグを組む井上芳雄と宮澤エマが日本のスタジオから番組をナビゲート。井上は現在、舞台『メディア/イアソン』に出演中で、今年の6月からは『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の再演も控えている。一方の宮澤は昨年、舞台『ラビット・ホール』での好演が評価され、第31回読売演劇大賞の優秀女優賞を受賞。舞台での実績もさることながら、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など話題の映像作品にも立て続けに出演するなど人気を集めている。
井上芳雄 コメント
今年もトニー賞の季節がやってきました!改めて、そのことが嬉しいです。 そして、世の中がだいぶ元に戻ってきたかと思えば、突然これまでとはガラッと変わったり、心忙しい毎日でもありますね。そんな中、世界最大の演劇の祭典であるトニー賞には、どんな作品がノミネートされるのか。どんなドラマや才能を目の当たりにできるのか。いち演劇ファンとしても、いち俳優としても興味は尽きません!今回で4回目のコンビとなる宮澤エマさん、さらに素晴らしいゲストの皆さんと共に、日本からも華やかに賑やかにお届けします。是非、楽しみにしていて下さい!
宮澤エマ コメント
今年もWOWOWトニー賞のナビゲーターとして出演させて頂くことになり大変嬉しいです。私は今回で4回目の出演となりますが、ノミネート作品を観ていなくても楽しめるのがトニー賞ならではだなと毎年感じます。数ある演劇の授賞式の中でも、ライブパフォーマンスのクオリティ、メッセージ性の高い受賞スピーチ、そして何よりスクリーン越しでも感じられる舞台界特有のファミリー感や温かみは、唯一無二の存在だと思います。現場の熱気や肌感覚を視聴者の皆様にも共有できるよう(恒例となりつつある!)井上芳雄さんとの掛け合いも含め、楽しみながら一緒に盛り上がりたいと思っています。
【編集部MEMO】
「トニー賞」は、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードだ。また、授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連した豪華パフォーマンスの数々が披露。そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性溢れる、見どころの多いセレモニーとなっている。