北海道といえば乳製品。特にソフトクリームは空港でもお店に多くの人が並んでいるの見かけます。これは札幌でも同じのようです。
先日、札幌の街中に「あるソフトクリームのお店」がオープンしている、とSNSで話題を集めていました。
モユクサッポロに3月9日オープンのクイーンズ
赤井川の山中牧場のソフトクリームはおいしいんだよー
7.8日はプレオープンで10日までに来店すると次回使える増量チケットいただけます!
(@kotton105910)より引用
この投稿には、「今日行ってきます!」、「明日行こう」、「札幌は年中おいしいソフトクリームが食べられるのに、さらにまたおいしそうなのが 4月にちょっと行くので食べます」などソフトクリーム好きが熱い視線を寄せていました。
また札幌市民からも、「山中牧場のソフトは以前札幌市内あちこちで食べられたのにすっかり無くなって、エスタの食堂街も無くなって残念だったのですが、また街中で食べられるのは嬉しいです」、「街中で山中牧場のソフトクリーム食べられるお店が帰ってきてくれた エスタが閉店してから悲しい思いをしてました」、「エスタにあった店ですね」など喜びの声もコメントされています。
創業50年以上の歴史
復活を喜ぶ札幌市民たち。山中牧場のソフトクリームは何が魅力なのでしょう。同牧場の公式サイトを見たところ、
さっぱり味の秘訣はバニラビーンズ・抹茶・ココア・果物、総て天然素材100%!
と説明されています。でも「酪農王国」北海道ですから天然素材は他のお店でもありそうです。支持される理由を投稿者のしょーこさんに聞いてみました。
――山中牧場のソフトクリームが市民から愛されるのはなぜでしょう。
しょーこさん: 甘すぎず、牛乳の風味が濃厚でコクがあるのに後味はサッパリ。食べやすいところも魅力で、結構パクパクいけちゃいますよ(笑)。あと、歴史が長いので、「飼育から販売まで完全自家生産」ということを知っている道民が多い気がします。
創業者の山中純孝さんが酪農を開始したのは1970年ですから、50年以上もの歴史があるのですね。
しょーこさんも「子どもの頃、父のドライブがてら赤井川村まで行った時の思い出の味でもあります」とエピソードも紹介してくれました。子ども時代の記憶と結びつく、大切な味のようです。
そんな山中牧場以外にも、札幌市内には多くのソフトクリームがあります。他のおすすめも尋ねました。
――山中牧場含め、しょーこさんの中でのベスト3はどこでしょう。
しょーこさん: おいしいソフトクリームはたくさんありますが、札幌のソフトクリームはどれも格別で、ベスト3を選ぶのは非常に難しいですね……。
よく食べるのは有名処ですが、ISHIYAさんの「白い恋人ソフトクリーム」、KINOTOYAさんの「極上牛乳ソフト」です。観光客の定番でしょうが、どちらも濃厚で滑らかな味わいでやはり好きです。
――観光客が知らないようなお店はどうでしょう。
しょーこさん: こじんまりしたお店で言うと、和洋折衷喫茶「ナガヤマレストNAGAYAMA-REST」さんのフロートの上にのった、レトロ感のあるソフトクリーム、変わり種で「やぎミルク専門店 プティ・シェーヴル北海道」さんもさっぱり系でおいしいです。と、やはりベスト3にならないですね(苦笑)。
北海道にはたくさんお店があり、どこもおいしいので、絶対にココというお店が選べませんと言うしょーこさん。
せっかくなのでと耳より情報として、「札幌にはシメパフェを提供してくれるお店がたくさんあります。お酒と一緒に、飲んだ後にソフトクリームたっぷりのパフェを提供するお店がたくさんあります」とおすすめしてくれました。
昼夜問わず、ソフトクリームを楽しめる札幌。ぜひ、いろいろ試してみたいですね!
モユクサッポロに3月9日オープンのクイーンズ🍦
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) March 7, 2024
赤井川の山中牧場のソフトクリームは美味しいんだよー😋
7.8日はプレオープンで10日までに来店すると次回使える増量チケットいただけます! pic.twitter.com/GVOGNKHedu