日本内航海運組合総連合会は、「海から、日本を支える仕事。」をキャッチフレーズに内航海運や船員の仕事について、YouTube等により内航船の実際の仕事を紹介している。もっと多くの中高生やその保護者に向けて、内航船の仕事に興味を持ってもらうため、内航船の仕事を感覚的に伝える内航海運PR動画「冒険!内航船!」を3月14日に公開した。

四方を海に囲まれる我が国では、内航船による国内貨物輸送は、輸送活動量(トンキロ)ベースで約40%、鉄鋼、石油製品等の産業基礎物資輸送においては8割を占める基幹的な輸送モードであり、国民生活や日本経済の“大動脈”として重要な役割を担っている。この内航海運について、船に関心のない方にも関心を持ってもらい、内航海運を身近に感じてもらえるよう、同PR動画は製作された。

動画内では、ミニチュアの内航船「ナイ子」が様々な水辺を冒険し、内航船の仕事がドキドキワクワクする仕事であることを感覚的に伝え、また、「ナイ子」自身が喋ることで、航海士や機関士など特定な仕事からの意見ではなく、大きな視点から「海から、日本を支える仕事。」というメッセージを伝える内容となっている。