アイドルグループ・AKB48を卒業する柏木由紀が、きょう17日に放送される日本テレビ系トーク番組『おしゃれクリップ』(毎週日曜22:00~)に出演する。
歌番組でのカラフルでポップな姿とは一転、黒のドレスに黒のジャケット姿という、大人っぽい姿で現れる柏木。中学3年でAKB48の第3期生としてデビュー。人気メンバーとして活躍し、近年では自身のYouTubeチャンネルでコンプレックスや怒りを一切隠さず発信し、同世代の女性からの共感を得ている。
AKB48を卒業することを決め、まさに人生の分岐点に立つ彼女は、今一体どんな顔を見せるのか…。その素顔を知る地元の親友、さらにアイドルを志すきっかけとなった人物との対談を交えながら、柏木由紀の“もうひとりの私”に迫る。
中学3年生でAKB48に加入し、歴代最長の在籍年数17年の柏木。小学校2年生の時に、地元の鹿児島県で、母と訪れたモーニング娘。のライブを見て、アイドルを志すようになったという。「ちなみに、誰推し?」という山崎育三郎の質問に「石川梨華さん」と答え、その魅力を熱く語り、AKB48に加入することになったきっかけが明かされる。
AKB48のプロデューサーである秋元康に「卒業したいです」と打ち明けた時の、秋元の衝撃の発言を明かす。MCも驚く秋元からの提案に、スタジオ爆笑。井桁弘恵は「めっちゃホワイトな会社!」、柏木も「結構いい条件だった!」と語る。
近年、自身のYouTubeチャンネルで、コンプレックスや怒りを隠さず発信し、同世代の女性からの共感を呼び、大きな話題となっている。また、「コメントパトロール」と称して、動画に寄せられた嫌なコメントに対しても、率直な気持ちを伝え、時には返信をするという。嫌な言葉を跳ね返す強さはどこからくるのか。そこには、アイドルとして、後輩へ向けた思いが隠されていた。
そんな柏木とともに、「教えて! ゆきりん イヤ~なコメント どう言い返す?」という企画に挑戦。ちまたでよく見かける嫌なコメントにどう切り返すのか。鋭くコメントを斬る井桁には、思わず柏木も「すごいいい!」と大盛り上がり。さらに、スタジオ観覧客の怒りの体験談にも、柏木節で切り返す。
番組では、柏木がAKB48に入る中学3年生まで住んでいた、地元・鹿児島県鹿児島市を取材。思い出のある懐かしい風景が続々登場する。さらに、小学校時代からの親友がサプライズ登場。当時通っていた中学校で、親友から語られる、柏木への知られざる思いとは。
さらに、柏木も「私の友達オールスター」と語る、友人たちが続々登場。テレビ初取材で、当時の柏木の素顔が明かされる。直筆の手紙も公開されるが、当時から抱いていたアイドルへの思いとは。そして、17年アイドルとして活躍した柏木へ、友人たちがメッセージを送る。
仕事終わりに、1人で“ある場所”に行った時に、目にした幸せそうな光景から、人生の別の選択肢について考えるようになったという柏木。そんな、卒業を決意したきっかけでもある“ある場所”で、柏木と同世代の人たちを街角調査。街の同世代は、どのような日々を送り、どのような分岐点にいるのか。リアルな声が続々と飛び出す。
そして、柏木がアイドルを目指すきっかけとなった、憧れの元モーニング娘。の石川梨華がサプライズ登場。突然の登場に驚きを隠せない柏木が、11年ぶりの対談を果たす。映像での対談は、今回が初めてだ。卒業を迎える柏木に、石川が伝えるメッセージとは…。
【編集部MEMO】
柏木由紀は16日に行われた卒業コンサートで、「こうして大好きな今のAKBのメンバーに見送ってもらうことができて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と挨拶。また、「私のことを応援してくださっている皆さんへ。どんなときも味方でいてくれて、理解してくれるみんながいてくれたからこそ、ここまで楽しく頑張ってこれました。なかなか思うように恩返しができなかった17年だったかなと思ったりもするけど、最後にシングルの単独センターという形で少しはみんなも報われたかななんて。恩返しができたかなと思います」とファンに感謝した。
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